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レチノールと私。その2。レチノールって何?

ニューヨークでメイクアップアーティストをしています。

本日はレチノールについて。

レチノールとはビタミンAのこと。

「レチノイド」って言葉も聞いたことがあると思うけど、

「レチノイド」の中に
レチノール、レチナール、レチノイン酸(トレチノイン)が含まれている。

レチノール→ レチナール→ レチノイン酸 っと代謝して変化して肌に効いていく。
効果、刺激→どんどん強くなる。

レチノールはスキンケア商品などに含まれていて、一般的に購入可能だけど、レチノイン酸(トレチノイン)は医師からの処方が必要。

レチノールは肌に乗せてから代謝されていき、レチノイン酸となり、

角質の代謝を促すことで、肌のターンオーバーを活性化。

しわ、たるみ、毛穴、ニキビ、ニキビ跡、シミ。に効果があると言われている。

  • 「しわ、たるみ」 コラーゲンの酸性を促す。

  • 「毛穴」 角質のターンオーバー促進して、古い角質剥がれやすくして、毛穴を詰まりづらくする。

  • 「ニキビ」 毛穴詰まりづらくし、炎症を鎮静させる作用、皮脂の分泌を抑制させる作用。

  • 「ニキビ跡」 ピーリング作用を利用して、色素沈着や赤みにも効果


肌を明るくさせ、滑らかなお肌にしてくれる。


[副作用]

赤み、肌への刺激、皮が剥ける

[何歳くらいから始めるのがいいの?]

お肌への問題によって異なるし、もちろん人によって異なるが、20代半ばくらいを推奨している専門家の意見をよく目にする。

[気をつけること]

  • 日中は日焼け止めは必ずつける。

  • 保湿。お肌は乾燥傾向になるので、レチノールが他の保湿成分と一緒になっているものを使用したり、レチノールの後に保湿クリームを足す。

  • 顔だけではなく、首やデコルテも忘れずに。(首には刺激が強い場合もあるので、その際は、先に保湿クリームを付けてから塗るなど注意)

  • 妊婦、授乳中の方は使えなさそうです。

[使い方]

それぞれの商品の説明、専門家の指示に従うのが前提。

最初は週に数回から始めて、徐々に増やして行ったり、刺激が強すぎる際は、サンドウィッチ方式で、先に保湿クリームを塗ってからレチノール塗って、その上に再度保湿クリームなど。

[敏感肌の人は他にチョイスはある?]

バクチオール
とは、オランダビユ(マメ科の植物)から抽出される天然成分。レチノールと同様に環境ダメージから肌を守り、エイジングケアができる成分、そして、穏やかにゆっくりと肌に作用し、敏感肌の人でもトライしやすい成分として注目され、ハリ不足などのエイジングサインに働きかける効果も。


私は医師や科学者ではないので、使用に関しては自己責任でお願いします。


次回は私が気に入っているレチノール。





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