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出会った瞬間の気持ち

私がノルウェーにいた2011~2014年当時、たしか年に2回ほど、盛大なフリーマーケットのシーズンがあった。

Loppeと呼ばれるフリーマーケットは、各地域で、広場、施設、学校、個人宅などを会場として行われる。

夫は知らない場所へ行くのが好きで、いろんな場所へ運転同行してくれた。

どんな出会いがあるかは、行ってのお楽しみ!

たくさんの人が足を運ぶところなら、オープンしてすぐ物色したい。

なかには、これはゴミでは?という代物もあって、そこが面白いところ!!!

学校で行われるフリーマーケットは品物ごとに場所が分けられ、ノルウェー語の看板を読んで、その場所へ向かう。

台所、食器コーナーは一番にチェックしたいところ。

並んだ食器たちを前に、ふと目に留まる素敵なデザインを手に取る。

そして裏印をみて、やっぱりそうだ~、スキだわ~!と、ときめく。

個人宅のマーケットでFiggjoのデザインのものがありますか?と尋ねたところ、奥から出してくれたこともあり、あの時は本当に心が躍った。

ご主人はそんな私の顔を不思議そうにみていた気がする。ご主人にとっては、もしかしたらただの古臭い柄なのかもしれない。

北欧の古きデザインたち。

何十年も前に作られ、長い年月を経て、今でも残っている尊さ。

ワクワクとさせてくれて、ありがとう。







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