葬儀の仕事。超初心者時代。4
絶望の気持ちと 負けるもんかという気持ちと
日々自分の精神との戦いでした。
そんな16日目。早朝。
たしか4時半ころだったかなあ。
その 時 が来ました。
依頼の電話です。
飛び起きました。
亡くなった人の名前、菩提寺、迎えにいく病院
自宅につれていくのか、会館に安置するのか
練習していた確認事項をきちんと確認して妹に電話!
2人で会社に集合し5時少し過ぎに搬送車で出発。
心配してくれていた母が見送りに来てましたww
母に見送られながら 初めてのことに泣きそうになりながら
もういくしかない!そんな気持ちで飛び込みました。
あの時の気持ちは忘れられない。
いまだに母もその時のことを言いますw
2人でまっすぐ前を見て出発していった姿をみたら涙がでてきた。と。
そんなふうに見送ってくれていた母の方を振り返りもせず
目の前のことに必死な私たち。
まずは病院へ向かう。
搬送口を確認し、駐車し、霊安室へ。
搬送口は病院によって、病院によっては時間帯によって違うのでこれから病院によって確認しなきゃいけないね!なんてお互いを励まし合いながら。
〇〇様のお迎えにきました。
病院の方に案内され、お電話をくれたご家族に初対面。
故人さんを確認し、練習していたストレッチャーにのせ、車へ。
やばい!なんて大きな人なんだ。
これ、正直な心の声。
身長180cmはある男性。
担架から足がはみ出してる!
でもそんなことご家族の前では言えない。。
車に同乗しますか?
と奥様に確認したところ 一緒に乗ります。とのこと。
これは想定外。。。
ご家族を亡くした方と同乗した時ってどんな話すればいいのかな。
これは考えていなかったよ。とほほ。
とは言え、車は病院を出発する。
おいくつだったんですか?
入院は長かったんですか?
運転をしている妹は奥さんと少しずつ話始める。
助手席に同乗している私は、緊張が解けたせいなのか、風邪なのか
話をしている2人をよそに
咳がとまらなくなってしまった。
咳を押し殺しさらにむせる。
病院から会社までのみちのり、約20分。
咳を抑えるの苦しかった。。
のちにこれで肋骨を痛めていたことを知るw
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