見出し画像

ご機嫌な暮らしのセルフチェック術

皆さんは毎日、自分自身の状態をどんなふうに観察したり、チェックしていますか?

例えば、鏡に映った自分の顔を見て判断したり・日記をつけたり・体重計に乗る・毎日決まったルーチンを行って、その時の感覚で自分の状態を見極める・ご飯を美味しいと感じるかどうか・活動量計を使って変化を見るようにしているなどなど

他にも、感情チェックのためのアプリなどを使っている方もいるかもしれませんね。例えば、Kibunlogというアプリ:猫ちゃんのアイコンが可愛いアプリです。こちらは、その時々の感情を気軽にチェックする上でも使いやすいです。

軽く挙げただけでも以上のようにいろいろとチェックの仕方は考えられますし、人によってそのポイントや、やり方は違うと思います。もちろん、いちいちチェックしていないという人もいるでしょう。

セルフチェックをしようと思ったきっかけ

そんなセルフチェックを私がしようと思ったきっかけは、私のテーマでもありサービスのコンセプトに【ご機嫌な暮らし】というものがあります。

この「ご機嫌な暮らし」といった時に、そもそも自分自身がどれくらいご機嫌に暮らせているのだろうか?そして、どうしたら日々ご機嫌でいられるのだろうか?といったことに疑問をもったからでした。

そこで、日々の自分のご機嫌度合いをチェックする、ということができたらいいなと思ったのですが、このセルフチェックというものが、また結構私にとってはハードルが高いというか、これまで何度も失敗していました。

例えば、「10点満点で評価をしてください」と言われたら、人生で一度も10点満点を自分自身で付けたことはありません。

どんなに周りからしたら、評価に値することができていたとしても、私の中では、ついつい出来ていない部分に目がいってしまうというところがあります。よりよくしようという向上心につながっているときは良いのですが、これも終わりが無くなるというか、いつまでたっても合格点が無いので、時には疲れてしまいます。

10点満点ではない評価方法

また、この10点満点で評価するという方法にも疑問を持ちました。10点満点という設計だからこそ、全部完璧にできないと10点満点にならないという発想になってしまいます。

完璧にできてることなんてほぼ無いので、10点満点で評価しようとすると減点方式となり、10点以下の点数にならざるを得ないのです。

そこで、私が欲しかったのは日々、ご機嫌で暮らすために必要だと思う項目をチェックできるようにし、それができたかどうかを淡々と確認して、明日をよりよくご機嫌で暮らせるようにしていけるものが欲しいと思いました。

Googlフォーム&GASを使った自動配信

そこで、Googleフォームを使ってアンケート方式にしてみようと思い立ちました。

理由は、以下の2つになります。

1.自分にあったチェック項目が簡単に作成できて、毎日の更新も楽

既存のサービスでは、自分に合ったものが見つからない。そのため、日記や手帳など紙ベースで試していたのですが、これも毎日のことなので、いちいち同じ質問項目を転写するというのがめんどくさくなってしまいました。

Googleフォームであれば、チェックするのもスマホ・PCどちらからでも気軽にできますし、プルダウン方式やチェックマーク方式などの選択の仕方、入力する項目なども簡単に作れるのが良いなと思いました。

2.結果が自動でグラフ化されて見やすい

1か月などまとまった期間で振り返りをしたいと思った時に、視覚的に結果が見える方法が良いと思っていました。その為、アンケート調査結果のように円グラフとかになったら良いのではと思いました。

定期配信というハードル

そんなわけで、アンケートフォームを作ったのですが、毎日自分宛にメールするのがめんどくさいという壁にぶち当たりました。(週末に一週間分自分宛のメールを予約していました)

そんな折、IT専門家の矢野さんという方にGASを使った、メールの自動配信方法を教わったことで、最初に一度設定してしまえばあとはもうすべて自動でメール配信されてくるようになり、とても楽になりました。
※GAS=Google Apps Script Googleが開発・提供しているプログラミング言語です。

セルフチェックアンケートの中身

さて、質問項目として意識したのは以下の3点です。

1.自己効力感や自己肯定感が高まること
2.よりよい1日をおくれるようになる
3.自分のご機嫌度合いなどの定点観測

これらを目的に、できるだけハードルが低くて確実にできそうな項目を設定して、自分の状態をチェックしてみようと始めてみました。

以下、実際の質問項目の画面

画像3

画像4

チェック項目は人によって違っていいと思っていますし、私の質問項目も今後変わっていくこともあると思っています。

皆さんそれぞれになりたい自分の状態というのがあり、その為に必要だと思うことをチェック項目にしたら良いかなと思います。

とは言え、何にしようか思いつかない場合に、参考にするとしたら、幸福学の前野教授の書籍や石川善樹さんの「疲れない脳をつくる生活習慣」などはお勧めかなと思っています。

最近までの結果は以下のとおり

当然ですが生きていますは100%!

画像1

画像2

画像5

Q.良かったこと・嬉しいことを1つみつけるという項目ではその日その日のちょっとしたことでもいいので何か良かったことを書いています。

例えば以下のような些細なことが多いです。
・娘が私のために餃子を作ってくれた。
・家族そろってファミレスにパンケーキを食べに行けた。
・沢山お肉を食べた
・プールに行って、畑作業もできた。
・娘と一日一緒に過ごせた。美味しいかき氷を食べた。
・余計な無駄遣いをしなかった。
・苦手な仕事に手を付けられた。


これらの結果を踏まえて、振返ってみると次のような気づきがありました。

■「ご飯をたべられることに感謝する」が案外おざなりになっているので10月は食事を意識しようと思った。
■「誰か一人を思い浮かべて感謝する」は100%を目指そうと思った。
■「言うべきことはちゃんと言えた」なぜ言えなかったのかの理由を記入できる項目を増やそう
■「良かったこと・嬉しいこと」は娘との時間・食べ物・タスク完了・人とのかかわり、といったことがポイントの模様
■「よりよい明日のためにできること」は睡眠時間の確保・学習関連をちゃんとやろうというのが多かった。

【毎日誰かに感謝する】【良かったことを考える】のは数値では測れませんが、ちょっといい気分になるので、継続して続けるのが良いかもなと感じました。私はよく同僚、友人、妻を思い浮かべて感謝しています。

以上の気づきから、今後のポイントを次の3つに設定しました。

▶ご飯を食べられることに感謝するを80%目指そう
 (100%を目指すと義務感が出てしまいそうなので80%にしました)
▶明日の予定を手帳に書き出すを10月は徹底しよう。
 これができていると調子が良さそうなので。
▶誰か一人を思い浮かべて感謝する100%を目指す
 これは既に90%程度できているということもあるので、100%を目指します。

また、良かったと自分が感じることの傾向を掴めるので、良かったと感じるポイントをできるだけ増やしてあげようと思いました。

心理的なストレスも睡眠を妨げる大きな要因の一つですので、日々ご機嫌に暮らせるように、自分がご機嫌で暮らすために必要なものが何なのかを知るための方法として、セルフチェック術について紹介でした。

今日も皆さんがご機嫌で暮らせますように。

睡眠が変われば人生が変わる
睡眠研究家みんたつ

参考情報:

「幸せの4因子」を満たしていけば、幸せなまち、企業、社会を創ることができます


いいなと思ったら応援しよう!