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【インタビュー vol.1】「地方の定説を覆す!」可能性を次々とアップグレードするFromTo代表・宮城浩の熱き想い

こんにちは、株式会社FromToのインターン生の島内未来です。

月に1回社員インタビューを掲載していきますが、第1弾は我らがCEO、宮城浩に登場いただきました!

新卒入社した会社を3年ほどで退職し、フリーランスから起業家になった試行錯誤の人生と、彼とFromToメンバーが築く強い信頼関係に迫ります。


宮城浩 プロフィール 
沖縄県出身。上京後フリーランスエンジニアに転身。エンジニアコミュニティを組織し、メンバーを巻き込む。地元沖縄で「仕事が無い」というイメージがあったのをキッカケに、フリーランスの多様なスタイルで「地方に仕事がない」イメージを払拭できると思い、flatoを通じて「いま、地方が熱い!」という文化を創る。現在、浜松市に短期移住。


この場所から(From)さらなる未来を実現(To)する会社へ


ー最初に、FromToについて教えてください。

当社は事業を持っている個人のお客様(個人事業、フリーランス、副業など)に焦点を当てて、事業拡大や事業開拓の支援をする会社です。

サービス内容は大きく二つあります。
一つ目は、フリーランスSE転向支援事業です。キャリアに迷うエンジニアに対し、フリーランスSEに転向するまで、そしてその後の支援をしています。

二つ目は、ふるさと開拓サービス「flato」。地方で自分らしく仕事をしたいと考える方が、すでに実践している方に相談できたりお試しで住むことができたりと、その想いをすぐに実現できる機会を提供します。


ー社名の由来は何ですか?

見ての通り、FromとToを引っ付けた社名です。生まれた場所や過ごす環境に関係なく、お客様に寄り添ってここからスタートできる会社でありたい。そして、この会社が起点となって(From)、お客様がより良い人生を送れるサポートがしたい(To)という想いから名付けました。


ーFromToの目指しているものは何ですか?

地方の定説を覆すことです。地方は「仕事を受注する」「給料が少ない」「仕事がない」のが当たり前とされていますが、これを覆したいのです。
その形の一つが「flato」。地方で活躍する方を多く輩出することによって、「地方が盛り上がっている」というイメージ、「個人で活動するなら地方だ」という文化を作っていきたいです。

先を見据えた積み重ねと絶やさない向上心


ーここからは宮城さんの過去についてお聞きします。高校時代、両親の自営業が閉店したことを機にバイトを多数掛け持ちしていたそうですが、就職ではなく大学進学を選んだのはなぜですか?


ネガティブな理由とポジティブな理由があります。

前者は、高校卒業後に就ける仕事の選択肢が少なかったから。就職先として見込めるのは、肉体労働系の仕事しかなかったんです。私自身も引っ越し業務や工事現場のアルバイトを経験しましたが、このような重労働を何年も行うのは大変だと感じました。

そして後者は、学びたいことがあったから。それがITでした。IT分野に可能性があることは明らかでしたし、ゼロから新しいサービスをつくることができる点に魅力を感じたんです。


ー大学進学後もアルバイトを複数掛け持ちされていたとのことですが、勉学との両立はできていましたか?

自分なりには両立できていました。実際のところバイト三昧で(笑)、興味のあるプログラミング系の授業にのみ力を入れていたためです。

また、アルバイトの選び方も工夫していました。たとえば、コールセンターは社会人として求められる最低限のスキルをつけるため。他のアルバイトでも、新人研修で差をつけたり、のちにヘッドハンティングされるような実力をつけたりしようと考えて、多くのことを経験しました。

ー以前から自身のアップグレードのための試行錯誤をおこなっていたんですね。

今思えばそうですね。

ー新卒後入社した会社を退職し、フリーランスSEに転向したその前後の変化を教えてください。

業務内容は基本的に同じでしたが、会社員時代よりも働くことの過酷さは減りました。会社員時代は月300時間残業&残業代なしという笑えないブラックさだったのが、収入が増え、定時に帰れるようにもなりましたね。

また、お金の使い方を深く考えるようになりました。フリーランス転向直後は飲み会など浪費に使うことが多く、家賃を滞納した苦い思い出があります。

ーそこから、どのように行動を変えていったのですか?

「フリーランスは具体的なゴール設定が一番大事だ」と感じ、その目的を実現をすべく、ビジネス関連の勉強に自己投資するようになりました。フリーランスは自分の成長が収入源に直結するためです。

今振り返ってみると、自分が会社員の立場であったらこのようなことをする余裕がなかったかもしれません。

さらに、リスクにも目を向けるようになりましたね。両親の事業失敗を間近で見ていたからこそ、一つだけでなく複数の収入源が必要であると感じました。そのため、当社ではフリーランスにはパラレルワークを推奨しています。

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併走して社員のアップグレードを


ー現在、FromToにはどのようなメンバーがいますか?

実は、メンバーの9割がフリーランスSE転向支援事業の相談者でした。相談を経て、フリーランスで経験を積み、次なるステージに進みたいという想いを持った人が参画しています。

また、そのほとんどがパラレルワークです。それはお小遣い稼ぎのようなものではなく、自分の経験を生かすことができ、身になるものを推奨しています。

ー「個人の可能性をアップグレード」をミッションに掲げていますが、その象徴となるメンバーのアップグレードの事例をいくつか教えてください。

相談者から当社メンバーとなった二人を紹介します。

1.辻将幸
相談を受けた時点では、「所属する会社には不満はないけど、これ以上成長できる環境ではない」という不満を抱いていました。趣味であるIT、プログラミングを活かせる仕事をしたかったものの、会社ではExcelをメインとした業務ばかり。
私が相談に乗ったあとフリーランスSEになりましたが、その後の行動力が素晴らしく、自ら専門家に話を聞きに行きプログラミング技術を深めていきました。そして、当社のCTOに就任し、自ら学んだことを会社内で存分に発揮しています。


2.今村真人
元々大手企業に在籍していて、「プログラミング系の仕事をしたい」という意志を持っていたものの、自分の求める仕事ができていないことに悩みを抱えていました。
彼の場合、フリーランスSE転向後に独学で勉強し、当社にWebデザイナーとして入社。そのほかにも映像撮影、編集も独学で習得し、現在映像クリエイターとして活躍しています。


ーすごいアップグレードですね。メンバーと接するときに心がけていることは何ですか?

個人の成長に合わせて、キャリアプランを都度組み立て次のステップへ歩ませることですね。その業務内容に飽きてしまったなら、次に新たにできることを一緒に考えていきます。
社員が能動的に勉強、活動できることを提案しながら、丸投げではなく併走することを大事にしています。

ー相談者の多くがメンバーになる理由は、この心強い信頼関係にあるのかもしれませんね。

人生の大きな転機へのチャレンジをサポート

ー最後に、これからお客様となる方々にどういったことを提供していきたいかを教えてください。

お客様とは、人生の転機をともに過ごしたいと考えています。現在の事業としているフリーランス転向や地方移住は、その転機の一つといえます。
当社は、このような転機における高いハードルを下げどんどんチャレンジしたいと思えるようなサービスを作っていきます。

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