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未来のための傾聴

家族や友人にすら話しづらいことを、みんなに伝えようとご尽力されている方がいらっしゃいます。

戦争体験、DV、闘病生活、いじめられた経験…
障がい、セクシュアリティ、親子関係のこと…。

話せるときになったから、口に出してくださっているとはいえ、
思い出して苦しかったり、葛藤があったり、
少なくとも楽しくはないはずです。

言葉にした後、ぐったりして力が抜けてしまったり、
涙が出てしまう方も多くいらっしゃると思います。

だまっていてもいいわけです。
だれにも責められることはありません。


なぜそうしてでも、伝えたいと思うのか。

私は、これから先を生きる人に同じ体験をしてほしくから、に尽きると感じます。

みんなのために、
“私”たちのために、
がんばってくれている。





心を傾け、真剣に聴くこと。

想いのこもったひとつひとつの声を、自分事として受け止めていくこと。


だれにでもできる、
未来のための行いです。



※この記事の中では、話すは口で、聴くは耳で、ではなく、
広い意味で使っています。

2024.8.17

日常生活の会話の中でも、
同じことかもしれませんね。

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