背景
飼い猫を溺死させられますか
飼い犬を飢死させられますか
見ていられないと思う。
だから、捨ててしまう方がいる。
自分では殺すなんてとてもできないから。
残酷だと誰もが思うだろう。
自分に託されている命には、最期まで責任を持つべきだ。
ご高齢の一人暮らしの方が、入院されたり施設に入られたり、亡くなられたことで、飼い猫が路頭に迷うことがある。
事情を知らなければ、ただ責めるだけだろう。
そのような猫たちの保護活動をされている方もいらっしゃる。
自分の命にも責任がある。
自殺してはいけない。
みんな分かっている。
よくないと分かっていて、迷いながら死を選ぶ。
苦しすぎて、今を逃れる方に思考がいってしまう。
その思考の方を逃せるようにしなければならない。
自分だから苦しい。
家族だから苦しい。
見捨てられないから、切り離せないから苦しい。
血が繋がっているかではない。
そういう存在だからこそ、家族とも言える。
自分の猫だから、自分たちの犬だから、
自分の家族だから、
天に帰ったとき、心が絶えられないほど痛むのだ。
鬱病などで、ふわふわっと飛び降りて亡くなる方もいる。
自殺してはいけない、ではなく、
自殺させてはいけない。
殺処分させてはいけない。
家族や個人の努力だけの問題だろうか。
2023.9.22
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