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分かっているけどやめられない

「一日3食食べたほうがいいよ」
「決まった時間に食べたほうがいいよ」
「きちんと並べて食べたほうがいいよ」

分かっています。頭では。
そして、これらが正しいことも分かっている。

そうしたいと思っているし、
死にたいくらい今の状態がずっっと嫌なのに、
やめられないのです。

摂食障害って、食べ物への依存じゃなくて、
食べること、食べるという行為への依存なんだってね。
確かに食べているときって、開放感あるものね。一時的な。


私は14歳のとき、食欲をコントロールできていることの証として体重を見ていたのを、はっきり覚えている。今でもそうかな。
努力が目に見える形として現れるものが、欲しかったのかもしれない。

きっと麻薬のような強烈な高揚感、優越感を得られたのだろう。
全然お腹も減らなくなったし、食べるとお腹が痛くなるようになっていった。
卵焼きを食べたふりしてポケットに隠して、母に見つかったときの悲しい顔が忘れられない。
完全にあの頃、クレイジーだった。(今も十分にクレイジーだが。)

全員が、痩せたくて頑張って、頑張った結果発症してしまうわけじゃないし、
家庭の環境でなるわけでもない。
「摂食障害って、母親とうまくいかなくてなるんだっけ?」
って言われたとき悲しかった。

「私の育て方が…」って母を泣かせたな。
私がこうならなければ、母は精神的に追い詰められることもなかった。絶対地獄に落ちるって思ったし、思っている。
最近知ったが、親との関係で発症する、という科学的な根拠はないのだそうだ。

0か100か、白か黒かの思考の人間にとっては、
食べることってゼロにはできないから、なお難しいのかも。
上手に付き合っていかないといけない。食べること、ストレス、人付き合いも。

「ほどほどに」。これってかなりのハイレベルのワザだよね。
私はいつ習得できるのだろうか。

ちなみに摂食障害になる人は完璧主義だと見られて、私も真面目と言われるが、
ごく部分的に、だ。

掃除は適当だし、片付けも苦手。たまに散らかりすぎて、泣きそうになって片付けてる。
部屋がきれいそう、と言われてしまうが、とんでもない!

そんななので、ルーナ(わが家のうさぎ)が牧草の粉をふわふわの足の裏をたくさんくっつけて、
それをまき散らしながら走り回っていても、気にならないのだが。
家族いわく、考えられないらしい。


ともなくどうにもならないので、七夕さまにお願いすることにしました。

2023.7.6


大きなうさぎは私のこと。小さい頃は、うさぎっぽいと言われてました。


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