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だれの責任?
先の法改正に伴い、アメリカザリガニやミドリガメなどの外来種の駆除が積極的に行われていくだろう。
テレビで見た映像では、短時間でかなりの数のザリガニが捕獲されていた。
その一部でも、小学校などで飼育していただけないだろうかと考えてしまう。
前職場で、アルバイトの大学生のほとんどがセミやコガネムシにも触れず、店内に虫が入る度に私が呼ばれていた。
カブトムシに殺虫剤をかけるという話を聞いたときには、腰が抜けそうになった。カブトムシは、出会えたら喜ぶものだと思っていた。
「キャー!」「ヒャー!」と、とても怖いのは分かるのですが、
声も出ないほど怖がっているのは、虫たちの方のはずです。
苦手な人がいるのは分かる。
でも、私が小中学生のときより多いと感じる。(同じ地域)
夏といえば虫捕り!という子は、最近は少ないのかな。
私は小中学生のとき、家の中に常に「小さいものたち」がいた。
インコ、ハムスター、スズムシ、カブトムシ、金魚、メダカ、オタマジャクシ、カタツムリ…。
ザリガニやミドリガメもいた。
上手に世話ができたとはとても言えない。実家の庭は彼らのお墓でもある。
子どもたちにつきあわされる生き物には、本当に申し訳なく思う。
でも、子どもたちには、本物の命に触れながら大きくなってほしいと願ってしまう。
話はそれたが、外来種の問題は、生きもの好きとしてはなお人ごととは思えない。
もとはペットとして持ち込まれたアライグマは、現在かなりの頭数が殺処分されている。
動物愛護の観点や、職員の心理的負担の面から、水死や衰弱死から、窒息死に変わってきているという記事を読んだ。
悲しくなる。
被害を受けられる方も困り、
動物園などで引き受けられる頭数ではもちろんなく、
職員の方も苦しく、
そして命がわざわざ消される。
いたたまれない。
2023.7月末
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