英雄都市

7月5日、6日でミンスクからブレストにプチ旅行に行ってきました。

5日金曜日の放課後、たまたま韓国人の友達と道端ですれ違ったら「ブレスト行こうよ!」って誘われてその日の23時の寝台電車に乗って行くことに。

チケットはミンスク中央駅の券売所で買えます。当日の出発1時間前に買ったけど普通に買えました。値段はミンスクからブレストまでは往復で約17ルーブル(940円)!安い!寝台列車に約7時間揺られてブレストにつきました。

寝台列車の中はこんな感じ。席は予め指定されていて、上の席だと自力でよじ登って寝っ転がります。座席のランクによってクオリティはもちろん違うけど、私たちの席はかなり狭くてあんまり寝れなかった。


ブレストは第二次世界大戦で有名な街。第二次世界大戦でドイツ軍が対ソ連に攻撃を始めた(ヒトラーのバルバロッサ作戦)のがこの街。当時のドイツ軍はブレスト要塞をすぐ潰せると思ってたんだけど実際は1ヶ月もかかったんだって。数万のドイツ軍に包囲されてもなお戦い続けた戦士たちとブレスト要塞。その勇敢さからブレスト要塞は「英雄要塞」と、ブレストは「英雄都市」とも呼ばれているらしい。

ブレスト駅からブレスト要塞まではタクシーで15分くらい。タクシーも3ルーブル(約150円)とどこまでも驚きの安さ。歩いても30〜40分くらいで行けるみたいだけど150円なら、と思ってタクシーで行きました。


ブレスト要塞は入り口から圧巻のソ連感。星型の正門にソ連時代の戦車、当時のソ連軍の抵抗の様子が再現された音声、記念碑、銅像、銃痕がそのまま残っている門。本当にここで戦争があったんだっていうのを実感できた場所だった。

ブレスト自体は小さい街で1日あれば十分に観光できた。頑張れば全部徒歩で回れるくらい!弾丸で行ったから何も調べてなくて、帰る直前になってべラヴェジの森っていうヨーロッパ最大で最後の原生林があることを知って、そこだけ行けなかったのが後悔。べラヴェジの森はブレストからは数十キロ離れてて少し遠いんだけど1日数本ブレスト駅からミニバスが出ているみたいだから今度はそこに行きたいな。

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