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京都府立植物園の開発ってどうなってるの?
昨年4月、Twitterで「京都府立植物園」がトレンド入りした。その時に植物園の再開発を知った人も多かったのではないだろうか。かくいう私もその中のひとりだ。開発反対の署名には4日間で1万5千人以上が賛同し、話題となった。
それから1年以上経ったいま、果たして京都府立植物園の開発はどうなったのか?
結論から言うと開発計画は止まっていない。それどころか京都府知事は北山エリア再開発のために新部局『文
ふたつのオンライン署名
北山エリアの再開発に関わる署名は複数存在している。
植物の専門家の方々が中心となって集めているもの、住民が中心のもの、など呼びかけ団体によって要望の内容が少しずつ異なっているのだ。
ここではまず、オンラインで気軽に参加できるふたつの署名について紹介したい。
ひとつめは、京都府立植物園の開発についての見直しを求める署名だ。
イベントのための大芝生地の野外ステージ設置の見直し。
北山通り側の植物
植物園の開発 なにが問題? — No. 1 —
京都府立植物園の再開発、
「そりゃなるべく木々は伐採しないほうが良いけど、おしゃれなカフェやグッズを販売するお店もあったほうが良いよね」
「施設の建て替えは必要なわけだし、入り口だって増えた方が入るのにラクでしょ?」
「結局なんで反対してるの?」
そう思っている人も少なくないのではないだろうか。
もっともSNS上でよく見かけるのは「京都府財政が…」といういわゆる財政問題に起因した開発だから