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単なる息抜きだけではない!「雑談」から生まれた新規事業アイデア

以前に、テレワーク環境は「個人の成長につながる」と書きましたが、チームとしての業務進捗や成長についてはどうでしょうか?原則、個人で業務をすることが多いテレワークにおいて、チームで業務を進めていく上で大事なことは何でしょうか?
当社が実施していることをご紹介します。

[1]現場社員から見た課題


個人のタスクは個人の作業状況で解決しますが、チームで行うプロジェクトは個人のタスクが一つでも欠けると達成できません。

なぜタスクが完了しないのか、社員の能力に見合ったタスクではないこともあり得ますが、もしかしたら、管理者へ確認すべきことが確認できない、「聞きづらい」環境になっているのかもしれません。

その課題がクリアできないとタスクの完了はどんどん遅れていってしまいます。

[2]雑談が与える業務への影響


「わからないことはなんでも聞いてね」と管理者が下の社員へ言っているのを耳にします。

しかし、自分の好きなタイミングで気を使わずにすぐに「なんでも」聞けるコミュニケーション力の高い人はそうはいません。


「なんでも」聞きやすい状況を作るには雑談で自分(管理者)がどういった人間なのかをさらけ出すことで、例えば同じ趣味や同じ出身地等で親近感がわけば、その話題をきっかけに話しかけやすくなることですし、

そうすることでコミュニケーションをとりつつ、自然な流れで業務上の確認事項を聞くことができるので、雑談をきっかけにチームで行うプロジェクトも円滑に進めることが期待できます。

[3]雑談から生まれる事業アイデア


実は当社の「テレワーク定着化コンサルティング」は雑談から生まれた新規事業です。


「うちって、コロナ前からテレワークやって、時代の最先端だよね」、「なんだかんだで今の環境になるまで一年試行錯誤したよね」と、

何気ない雑談から、「このノウハウを展開して、企業のテレワーク支援ができればいいね」とテレワーク定着化コンサルティングのプロジェクトが動き始めました。


オフィス勤務時の雑談はどうしても話しやすい人、普段から雑談する人が決まってしまいますが、テレワークでわざと雑談の場を設けることで普段話さない人との会話をするきっかけになり、そこから生まれる事業アイデアのヒントもあります。

何かチームでの業務進捗がうまくいかないなと思ったら、雑談をするコミュニケーションの場を設けてみてはいかがでしょうか。

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