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アートラジオ(藝術の話)− Minoru Sato -m/s x S.Okamotoのトークシリーズ シーズン1『ミニマル/コンセプチュアル ドロテ&コンラート・フィッシャーと1960-70年代美術』 第5話「スタンリー・ブラウン/stanley brouwnを読み解きつつ」
アートラジオでは管理人の佐藤実(アーティスト、元美術館学芸員)とDIC川村記念美術館の現役学芸員・S.Okamotoによる気の向くまま芸術の話をする学芸対談シリーズのシーズン1の第5話をお贈りします。 第5話「スタンリー・ブラウン/stanley brouwnを読み解きつつ」 公表される情報が限られているために語られることが少なかったスタンリー・ブラウン。 展覧会『ミニマル/コンセプチュアル ドロテ&コンラート・フィッシャーと1960-70年代美術』では日本でも比較的知
アートラジオ(藝術の話)− Minoru Sato -m/s x S.Okamotoのトークシリーズ シーズン1『ミニマル/コンセプチュアル ドロテ&コンラート・フィッシャーと1960-70年代美術』第4話「ギルバート&ジョージの作品を中心に」
アートラジオでは管理人の佐藤実(アーティスト、元美術館学芸員)とDIC川村記念美術館の現役学芸員・S.Okamotoによる気の向くまま芸術の話をする学芸対談シリーズのシーズン1の第4話をお贈りします。 第4話「ギルバート&ジョージの作品を中心に」 60年代末から70年代のギルバート&ジョージの作品については、日本ではあまり多く紹介されてきていませんでした。展覧会『ミニマル/コンセプチュアル ドロテ&コンラート・フィッシャーと1960-70年代美術』では彼らの活動の初期にあ
アートラジオ/藝術の話−Minoru Sato -m/s x S. Okamoto トークシリーズ 『ミニマル/コンセプチュアル ドロテ&コンラート・フィッシャーと1960-70年代美術』 第3話「 資料を調査する」
アートラジオ(藝術の話)の管理人佐藤実(アーティスト、元美術館学芸員)とDIC川村記念美術館の現役学芸員・S.Okamotoによる気の向くまま芸術の話をする学芸対談シリーズをポッドキャストにて放送中。 シーズン1『ミニマル/コンセプチュアル ドロテ&コンラート・フィッシャーと1960-70年代美術』の第3話は「 資料を調査する」。 今回は展覧会を組み立てる上でコロナ禍での資料調査について具体的に語っています。友人同士の気軽な会話ですが、学芸員の仕事を垣間見る貴重な話。展覧
アートラジオ(藝術の話) - アルゼンチンの超絶実験音楽バンドReynolsの30周年記念展覧会&ドキュメンタリー映画上映会・仙台公演の話
アルゼンチンの実験音楽バンドとして90年代初頭より活動を始めたReynols(レイノルズ)。結成30周年を迎えた今年2022年は英国音楽誌WIREの表紙を飾りました。 その特異な存在が国際的な注目を浴びているまさにその中で展覧会&ドキュメンタリー映画上映会が日本を縦断する形で4月に開催。 レイノルズは音楽学校をやっていたAnla CourtisとRoberto Conlazoの二人に、ドラマーでボーカルを担当するバンドのリーダーでダウン症を患っているMiguel To
アートラジオ/藝術の話−Minoru Sato -m/s x S. Okamoto トークシリーズ 『ミニマル/コンセプチュアル ドロテ&コンラート・フィッシャーと1960-70年代美術』 第2話 ブルース・ナウマン作品を中心に
アートラジオの管理人・Minoru Sato -m/s(アーティストで元美術館学芸員)と現役学芸員・ S. Okamotoによる気の向くまま芸術の話をする学芸トークシリーズ。シーズン1第2話。 友人同士の気軽な会話で『ミニマル/コンセプチュアル』展に関係するさまざまな話、そしてこの展覧会の担当学芸員でしか語れないような貴重な話をお贈りします。 シーズン1・第2話「ブルース・ナウマン作品を中心に」 基本的な話やカタログに掲載されている話題だけではなく、ここでしか聞く
アートラジオ/藝術の話− Minoru Sato -m/s x S. Okamoto トークシリーズ 『ミニマル/コンセプチュアル ドロテ&コンラート・フィッシャーと1960-70年代美術』 第1話
アートラジオでは管理人のMinoru Sato -m/s(アーティストで元美術館学芸員)とDIC川村記念美術館の現役学芸員・S. Okamotoによる気の向くまま芸術の話をする学芸対談シリーズをスタートします。 シーズン1は2021年10月から2022年5月にかけてDIC川村記念記念美術館、愛知県美術館、兵庫県立美術館を巡回する展覧会『ミニマル/コンセプチュアル ドロテ&コンラート・フィッシャーと1960-70 年代美術』を大特集。 『ミニマル/コンセプチュアル』展
ギルバート&ジョージ/Gilbert & George『To be with Art is all we Ask 』の翻訳から(覚書)
書き始めから弁明しておきます。これから書こうと思っているギルバート&ジョージについてご紹介できるほど詳しいわけではありません。『To be with Art is all we Ask 』*1)の翻訳という仕事をいただくまでは、80年代から時折みてきた作品として、あの印象的な二人の図像、人間彫刻という発想でギルバート&ジョージの作風を理解していました。ですので、この文章は展覧会図録『ミニマル/コンセプチュアル ドロテ&コンラート・フィッシャーと1960-70 年代美術』のギ
アルヴィン・ルシエ / Alvin Lucier 作曲作品 ”Any Beatles Song”(未発表)から”Nothing is Real” (1990)への話
アルヴィン・ルシエ氏による”Nothing is Real”。初出はピアニスト高橋アキさん委嘱の現代音楽家によるビートルズ楽曲の編曲集「ハイパービートルズ」の第2弾に収められたものです。「ストロヴェリー・フィールズ・フォーエバー」を基調に単旋律のピアノとティーポットの内部空間の共鳴現象による楽曲。どうしてその曲が用いられ、作曲にはどのような意図が込められていたのか。そこには未発表の作品のアイディアがありました。 ルシエ作品にとって異色の選択に思える”Nothing is Re