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ライブ演出会社の現状

光る衣装を作ったり、LEDフラッグを作ったりしているmplusplus代表の藤本です。2月末から仕事が全部なくなりしばらくやる気もなくなってたんですが、少しずつ仕事への気力が戻ってきました。出張と打ち合わせなくなって時間できたのでnoteはじめてみます。

mplusplusって何?という方は以下の動画をどうぞ。演出用機材を開発し、演出もやってます。

本当に仕事ゼロなの?

色んな人が心配してくれているのですが、弊社の場合本当にゼロになりました。自分の頑固な方針でライブ(生)に活きるシステム開発、演出のみに注力していたので関わっていたすべてのイベントがストップしたことで収入がゼロになりました。

ドームツアー3つ、アリーナツアー2つ、スポーツイベント演出2つ、オリンピック絡み等々。。。今年はオリンピックで7,8月にみんな動けないので春にイベントが集中していたというのもあり、オリンピックなくなっても春のイベントがあれば今年はなんとかなるか、と2月に思っていた自分が甘かった。

ずっと突っ走ってきたのでゆっくり考える良い機会くらいに最初は思っていて、「これ、元には戻らないんじゃないか?」と真剣に向き合えるようになったのは最近です。ライブ・イベント産業が復活するのが夏なのか冬なのか来年なのかでこれから取るべき対応が違ってくるので世界の情報を細かく追っていくしかない。

世界で活躍するダンスチームを自社で作ろうと昨年募集してやっと決まったのにまだ一度も練習すらできていないです。こんなところで終わるわけにはいかないのでなんとか生き残る方法を考えないと。

変革を迫られているライブ演出

これまでのライブ産業のやり方ではどうやっても成り立たない今の状況。アーティストがただ話したり、演出凝らずにコンテンツアップするのはすぐに限界が来ると思っています。

自宅にいながら数万人が同時に楽しめるインタラクティブなライブ

このテーマについて研究者時代から10年以上考えていますが、ないんですそんな魔法みたいなもの。。。ニコ生の弾幕がまだ一番理想に近いレベル。そこから何年新しい仕組みできていないんだ。

10年前から、「この課題を解決した人は億万長者になれるよ」と色んな人に言ってきましたがまだ誰も見つけていない。自分は見つけてるけどなんで誰もやらないんだろう、なんて人いたらこっそりアイディア教えてください。一緒に実現させましょう。

こんな事態に何しよう

政治について思うこと書いたり、何か気分が上がるようなコンテンツをアップするなりした方がいいんじゃないかとずっと思ってたんですがなかなかそんな気分にもなれず。自分達ができることってなんだろうと考えてたらもう5月になってしまいました。

先日、簡単なデモができたので公開してみました。作ってみた、みたいなテンションで投稿していますがものすごくまじめに今後のエンターテイメントの在り方を考えた結果です。

久しぶりに暗い中でLEDが光っているのを見て、ライブの高揚感・非日常感・臨場感にLEDってすごい重要な役目を果たしていたのかと気付きました。体に悪そうな低音、目に悪そうな照明のストロボを感じるために人はライブに足を運んでいたのかと。

ディスプレイの面発光とLEDの点光源の光量の違いは生でこそ活きる演出で、映像にすると伝わらない。テレビで光るダンサーが出てきても何も感じないけど、光るダンサーを生で見たら印象が違う。そう思って自分達はライブでの演出にこだわっていました。しかし自宅のディスプレイで鑑賞するしかなくなった今、自分達ができることは自宅に「目に悪いストロボ」を持ち込むことなんじゃないか、とデモをやってみて真剣に思ってしまいました。。。

自宅に非日常を持ち込む。

これからの大きなテーマになる気がします。

noteで何しよう

誰でも書けるようなことではなくダンサー・研究者・経営者として自分にしか書けないことを書いた方がいいとは思うので、何かライブやエンターテイメントにテクノロジーを絡めたことを発信していけたらと思っています。こういうこと書いてほしいとかあれば教えてほしいです。

そういえば学生時代坂井直樹さんのブログを一番読んでたなと思い出し、そんな存在になれたらいいなと。(久しぶりに坂井直樹さんのブログ見たらまだちゃんと更新してる・・・)


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mplusplus CEO、光をダンスに取り入れたり、フラッグをディスプレイ化したり、ロボットに人間にはできないような踊りをさせたりしています。 http://www.mplpl.com

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