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月一の楽しみ! 『ウクレレサークル』

某楽器店が毎月開催してくれる『ウクレレサークル』に参加している。
ウクレレが得意な店員さんがリーダーとなり、4~6個の基本的なコードだけで弾ける曲を1時間練習し、最後に全員で歌いながら通しておしまい。

参加者は10人~15人くらいで、固定制ではなくその場限りの一期一会。
全くウクレレを触ったことのない人もいる。
楽器を持っていない人にはお店がウクレレを貸してくれる。
とってもユル〜イ感じが気に入っている。

私は楽器のレッスンを受けまくっているが、ウクレレだけは受けない。
レッスンを受ければ、自分なりに上達するだろう。
上達すればしたで、もっと上を目指したくなるだろう。
そういう右肩上がりの成長の対象にしたくない。

ウクレレの音は単純に可愛らしくて癒される。
コードを押さえずに、開放弦でポロンポロンと音を出すだけでもいい。
短時間だけど、毎日必ずウクレレに触れている。
「出来るようになるまで部分練習するぞ!」という気合いは皆無。

コードを押さえる練習もするが、練習というより遊んでいる感じ。
「まだこのコードは綺麗に鳴らないなー。ま、いいか。」で終わり。 
全然気負いがない。
「良い音だなぁ❤️」とニヤけている。

そんな私でも、数ヶ月前には一生出来ないと思っていたセーハコード(左手人差し指で複数の弦を押さえる)が少しずつ鳴るようになってきている。
猛練習したわけではないのに、手指などの感覚がウクレレの音の出し方に自然に馴染みつつあるようだ。

身体がウクレレに慣れるまで時間がかかる。
これが、私が得た実感。

他の誰かと腕を競いたいなんて微塵も思っていない。
願わくば、同じようにウクレレの音が単純に好きで仕方なくて、向上心ではなく遊び心で、緩くウクレレと付き合える仲間ができたら幸せだ。

もちろんメンバーが上達したら褒めるし、自分が褒められたら素直に喜ぶ。
求めているのは「上達を目指して切磋琢磨する仲間」の真逆(笑)
そんな仲間ができたらいいな!

ハワイのゆったりとした時間の流れから生まれたウクレレ。
触って音を出すだけで幸せになれる魔法の楽器。
あとは、一緒にゆったりとした時間を分かち合える仲間がいれば最幸!

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