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初・文章を書いてお金をいただいた。

なんでしょう、この感覚は。
時給制で働く時と違う感覚。
自分で作ったものが売れて嬉しい、みたいな感じ?

出来不出来の方はさておき、初めてのライティング仕事でお金をいただいたという経験は貴重なのでその軌跡を辿ろうと思います。

全てを明かすことはできませんが、未経験でライティングの仕事が気になるわぁ、という方などに興味を持っていただけると嬉しいです。

今回の仕事が決まるまで

退職を考え始めて在宅仕事をググって、こういう世界があるんだ〜本読むの好きだし〜というのがライティングに興味を持った入口でした。

その後はWebライターラボというオンラインコミュニティに入ったり、講座を受けたり、本を買ったり、ブログを開設しかけたり、note毎日更新チャレンジしかけたり、クラウドワークスに登録してちまちまっと案件応募するなど(全落ち)、あるあるルートをちょこちょこ齧っていました。

そんな中オンライン事務の仕事が決まり、稼働時間は少なかったのですが在宅業務委託という働き方も初めてだったので、自分自身のキャパを考えてライティング方面は一休みしていました。

ただ、コミュニティは随時チェックをしていて、その中で目についたのが今回のお仕事。

「条件はほぼ合致するけれど、実績がないぞ、ちゃんとしたポートフォリオもないし、オンライン事務の仕事も決まったし、自分自身を過信するのは良くないんじゃないか・・・でも・・完全なSEOではなく、自分自身の経験も書ける案件だし、ちょっとやってみたい、、どうしよう・・・」

うだうだと悩んでいました。
様子をうかがっていたところ、しばらく決まっていなかったようなので、「エイヤ!」で応募をしました。

明らかな実績・ポートフォリオがないので少し悩みましたが、以下を送りました。
・ライター講座課題提出文(添削前)
・note

お断りされることを予想していたのですが、やらせていただけることに!

どう仕事をしたか

初めてだし、まずは時給考えずに数日間全振りするぞと気合いを入れて
別の事務仕事を前倒しで終わらせてスケジュール確保。

情報整理だけでなく自分の体験も含めて良い案件だったので、何を内容に入れようか、書いていないときも頭がいっぱい。

そして、噂に聞いていた"レギュレーション"ってやつをチェック。(◯◯はひらがなに、数字は半角に、などメディアごとに異なる約束ごと。)
ふむふむ。
普段からこうしてるから大丈夫と思うことが多かったのですが、そうではないものをマーク。

実際に書き始める。(構成はあり)
この内容は含めてください、という指定もあったのでそれをリサーチするも内容を理解するのが難しいときがあって、
「この仕事引き受けたの間違いだったんじゃ?」と若干パニックになって手が震えた時も。(早すぎ。)

「冷静に冷静に、全部わからないわけじゃないでしょ。」
と自分に言い聞かせる。孤独の洗礼を受けた感じ。

普段からリサーチは得意ではなくて、友達の検索の仕方に感心することもあったので、書く以前にリサーチ&読み取る訓練は必要だな、と痛感しました。

話の流れを作るのが苦手で唐突なのも自覚はあり。
文章が長くなりすぎる自覚もあり。
しかし、で、どうしたら良いの?というところが初心者ですね。

ただ、母が日本語教師ボランティアをしていたので
「◯◯の時って××って言う?」などと意見を求められたり、「正しい日本語」を意識する機会は多かったのは良かったな、と思います。

そして、写真も必要だったので、行くところを考える。
ちょうど月1の骨董市があるじゃん!
我ながらよく思いついた!
と自分を褒めて撮りにいく。ちょっとだけ取材する人になった気分。
文章を早く書かなきゃと頭がいっぱい&盛り込むスペースもなかったので聞き込みはしませんでしたが、したくなりました。

良かったこと

自分の住んでいる地域について書いたのでこんな魅力があったんだ、と再発見できたのがとても良かったです。
知ることが楽しい。

ライティングという仕事は、普段流れてしまうようなことも立ち止まって掘り下げたりするきっかけになるのが魅力なんだな、と思いました。

この先には「人にどのように、何を伝えるか」という最大難関があるけれど、今回の感情は覚えておきたい。

いや、しかしライティングというのはジャズピアノのアドリブを作る課題並みの気合いが必要です。(ピアノは仕事じゃないけど。)

自分自身の裁量が大きいことを行なうことはとても苦手ですが、終えた後のスケールアップしたかも感は大きいですね。

さて、これからどうしようか。

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