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B2B 法人営業女子のいちにち

営業=ノルマ、飛び込み、きつい、怒られる

アライドアーキテクツの藤田さんの以下のツイートでも紹介されていますが、

30歳以上の親世代だけではなく、「営業はやりたくない」と思っている就活生や、営業職の人とあまり接点がなく嫌な印象を抱いている人は一定数いると思っています。

でも、それ保険等々のゴリゴリ営業のイメージだったりしませんか?!

わたしは営業という仕事が好きで、大学生のころの自分が思っているより数倍楽しいし魅力ある職種だと思っています。今日はいろんな営業スタイルがある中で私が1日どんな風に過ごしているのか・どう時間を使っているのかをまとめてみます。

わたしの仕事

・広告(セールスプロモーション)分野で、店頭プレゼントキャンペーンの企画運営をしている会社
・法人営業 得意先:大手の広告代理店 B2B営業です
・担当社数 完全にフロント営業していた時は担当社数2〜30社ぐらい・今はチームマネジメントがメイン業務なので担当は5社
・既存案件7:新規案件3 ぐらいの割合
・新規顧客については主に下記のような割合で割と受け身かも?
 ①会社への問い合わせ6割
 ②既存担当者からの紹介2割
 ③昔の顧客リスト掘り起こしやTELアポ 2割
・業務範囲はTELやメールによるアポ取り~商談~見積もり~案件ディレクション~請求確認・請求書発行まで割と幅広いです。
・受注後は、得意先の構築するトータルプロモーションの中でのプレゼントキャンペーンの役割を理解し、目的に沿った企画とオペレーション構築をします。

就活中はろくに自己分析出来ていなかったので、「総合職でゴリゴリすぎないけど3年でしっかり成長できて社員がいい感じの会社」を探していましたが、結果的に自分のメンタルとか働く気持ちを考えるとキツすぎない営業スタイルの会社で良かったなあとは思います。
2年前までは22~23時まで働いてましたが、大手広告代理店 某D社の事件以降は得意先の代理店さんの働き方が変わってきた関係で私達も早く帰れるようになりました。

わたしの1日

7:00 起床、出掛ける準備
8:00 家を出て旦那と一緒に通勤、予定や仕事の話
9:00 オフィス到着、スケジュール整理
9:30 始業
10:00 請求処理
10:30 見積もりの最終チェック、提出
11:00 部署内の営業メンバーの人事異動についての打ち合わせ
12:00 少し早めにオフィスを出てお昼を食べながらchatworkの返信
14:00 既存のお客様に新サービスと事例の紹介
15:00 電車移動中にchatworkとメールの返信、noteやTwitterながし見
16:00 新規商談(1年前に担当したお客様からの紹介)
17:00 移動中にchatwork・slack確認、適宜指示・対応
18:00 チームメンバーと面談
19:00 依頼見積もり2本作成(最終チェックは翌朝)
19:30 商談の資料準備
20:00 会社を出る、電車内でInstagramチェックしたりnote下書き
21:00 ごはん作って旦那の帰り待つ
21:30 ごはん&TV(録画したドラマかバラエティ)
23:00 お風呂
24:00 就寝

ほら・・・ね?!皆さんが思っているより普通なはず。

営業してて大変なこと・楽しいこと

まずは大変なことから。(あくまでも個人的な経験に基づいています)

① 成果で評価されること
:評価は3ヶ月間の粗利目標の達成度が大半を占めているので少しプレッシャーは有。
② 自分で自分の管理をしなくてはいけない
:会社にもよりますが、自分の目標に対して何が足りていないのかを自分で考えてきちんと行動に移さないと必ず成果に出ます。アポ件数が足りないのか、クロージングが下手なのか、顧客とのコミュニケーション不足なのか…。営業は成果が出ていないと全く楽しくないです。

続いて楽しいこと

① 成果で評価されること
:自分の頑張りが数字に出るのでやればやるほど評価が上がります(会社によりますが)。ただ、正しい方向の頑張りではないと数字には繋がりません。その環境を楽しめるかどうかは性格の問題だと思うので、楽しめない人は他の職種を選んだらいいと思います。

② 得意先が本当に欲しいものを提供できる可能性がある

:大学生がよく言う「企画をやりたい」。企画って当たり前ですが顧客のニーズが無いと成り立たなくて、そのニーズをきちんと理解するのが営業の役割です。それは、その時のニーズではなく長くコミュニケーションをとる中でぽろっとこぼれた一言や飲みながら発した言葉だったり、はたまたネットから得た情報かもしれないですが、自分の作りたいものではなく望まれているものを提供する最初の窓口は営業です。

私は「得意先とはチームメンバーであり、社内では顧客の窓口であるべき」だと思っています。

得意先の実現したいことを(自分達に関係の無い業務も)把握して一緒に実現を目指し続けると、必ずチームになることが出来ます。受発注や上下関係になっている内はいい成果は挙げられないし、そこを超えるのが営業の仕事だと考えています。
一方で社内に戻った後は会社のメンバーに彼らの情報をより多く提供し、なるべく自分と同じ気持ちを持って案件に臨んでもらうことも営業の仕事です。社内に居て得意先と顔を合わせないとどうしても「業務」になりがち。なので私はなるべく担当者の見た目や性格、案件の背景やそこに至った経緯を色んな角度から伝えています。

③ お客さんと仲良くなれるの楽しい

:ただただ楽しいです。

まだ営業5年目なので浅はかな考えもあるかもしれませんが、ほんとにお客さんと仲良くなれる営業って職種は楽しいよってことだけ伝えたいです。

営業女子がもっと増えるといいなあ~~~。

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