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【未来志向の仕事のOS②】上手く行った時のイメージを持つ

完成度の高い仕事をする

原体験になる出来事は、新卒3年目くらいの時、仕事のやり方も分かってきて任せてもらえることも増えていき、今やっている仕事はどこもまでやれば100%なのか見えなかった頃がありました。そんな時に一緒に仕事をしていたベテランのプロのカメラマンに「カメラマンさんは、何回に1回くらい100%と思える写真が撮れますか?」と何気なく質問して見たのですが、こんな答えが返ってきました。「プロは100%の仕事をしないんだよ」。想像していなかった答えに戸惑ったものです。要はプロの仕事とは60%も100%もなく80%の仕事をし続けること。そしてその80%を上げていくことなのだ・・そんなことを教えられ、仕事に対しての考え方が少し変化しました。

課題解決をすることそのものが仕事

仕事=課題解決だったりもしますが、そこをプロとして完成度高くしていくためには、自分のアイデアや思い込みで突き進まずに相手視点や客観視点を入れていくことが大事だったりします。忘れてしまうと「よがり」になってしまったり、「帯にみじかく、タスキに長し」だったり、「完成を求めすぎて、納期や時代に遅れたり」様々なことがおきます。ほどほどだけど、人に喜んでもらえたり、相手を動かすことにつながったり、相手の期待を超えたり、そんなことができるとヤリガイや貢献感につながります。

課題解決の7つのステップ

仕事に向かう時に目の前の問題に対処的に反応してしまうと、モグラ叩きのように次々と出てくる問題に向き合うことになります。

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きちんと1つの問題を消化し次に進めていくためには、課題設定をしておくは大切なのです。課題設定をし問題解決をしていく上で、完成度を高めるために押さえておかないといけないことがあります。外さないために必要な項目を7つのステップでまとめて見ました。

「2」解決したい問題の把握、これは問題そのものだけではなく、「1」深く事実や背景などの理解を深めておくことが大切です。

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そして、その次に「3」課題設定、どんなことを実現したいのか、そのことにより何を達成したいのか。そして、大事だと思うのが「4」にある「実現した時のイメージをリアルに描く」。このことを実行した時に「営業目標を達成している状態」を目指すのか「みんなで喜びあっている状態」を目指すのかで取り組むプロセスが変わってきたりします。この4番目を考えることは独りよがりの企画を精査したり、本当に実現したいことに近づけるためには大切なステップです。その他に、「5」プロの仕事として必要なことは予算やかけられる時間、納期などの条件を抑えること。そして「6」「7」具体的にやることを考え、実行していくのですが、この最中もそのことが「4」に結びついているかは、判断基準の軸として大きな役割を果たしてくれます。何か上手く行かない時はこの7つのどこか十分でないことが多いです。実はこの7つの項目は、自分が何かを考える時というより、提出されてきたものが十分かどうかを確認する時に使っていていました。企画の良し悪しを、どこが良いか、どこが足りないか、考え抜かれていないかなど見極めてフィードバックをしやすくしてくれます。ニコニコしながら厳しいことを言うと言われていましたので、かなり厳しく詰めていたのだと思います。笑

ファミリー・ビルディングをする時の7つステップ

チャイルド・ファミリーコンサルタントとして子育て支援やファミリー・ビルディングの相談を受ける時にも同じように、深く理解し、抑えておきたいことを確認しながら進めていきます。ビジネスでは「5」に出てくる制約条件が明確なことが多いのですが、こと家族の問題に置いて明確でないことも多いので、現実的な無理のない範囲で考えることが必要になってきます。

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「6」「7」も現実的で無理のない範囲で。家族という親密な関係は誰かが我慢したりするのではなく、全員の歩みを合わせることも大切なのでそんなペースで進んでいくほうが結果に繋がり安いです。一生のことでもありますし、急がば回れ、仕事のように短期業績を求めすぎると上手く行かないことも多いです。

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