減量04.食事改善の難しさ。
1.食事改善をしてみて
食事改善に取り組もうとしても、周囲の環境次第では難しいという方もいるかと思います。
例えば、普段食べているものを自分以外の方が調理している場合や、外食や総菜などの利用頻度が高い方が当てはまります。そういった場合にも取り組むことが出来る方法を、それぞれのパターンに分けて説明したいと思います。
2-1.自分以外の人が調理したものを食べる場合
同居しているご家族など、自分以外の人が調理したものを食べている場合、食事の改善に取り組むのは難しい可能性があります。
協力してくれるようだったら問題ないのですが、そうでない場合もあります。
家庭料理というものは、決められた食事の時間を逆算して、限られた中で調理されていることがほとんどです。そこに調理をしない家族から要望だけを言われても、快く協力してくれる人は多くはないでしょう。もしも、快く協力してくれるようだったら、この機会に日頃の感謝を伝えてください。
仮に協力を得られない場合でも、「主食の制限」は可能だと思われます。米飯などの主食だけでも自分で用意するようにして、量を調整するようにしてみましょう。
2-2.外食や総菜が多い場合
普段の食事で外食や総菜が多い場合は、栄養成分表示を活用することが重要となってきます。
栄養成分表示とはほとんどの食品に掲示されており、エネルギーや主要な栄養素の量を確認することができます。一度自分で購入した商品にもあるのか確認して、
あった場合はそれらを合計してみましょう。自分が一食でどれだけのエネルギーを摂取しているか、この機会に数値を覚えて下さい。そして、次に購入する際にはその数値を下回るように商品を選ぶことで、摂取エネルギーを抑えることができます。
しかし、スーパーなどで総菜を買う場合や飲食店に行く場合は、栄養成分表示が掲載されていないこともあります。そういった場合は、揚げ物を避けるようにすることが最初の一歩になります。
揚げ物を避けつつ、ご飯の量を選ぶことが出来る場合は小盛にするなど、小さなことから積み重ねるようにしましょう。
3.終わりに
一人暮らしでない人が食事改善に取り組むときは、同居者の理解と協力があることが理想的です。少なくとも、体重を減らそうとしていることだけでも伝えておいたほうが良いでしょう。
仮に積極的な協力が得られなくても、ある程度のことはできると考えられます。何事も0か100でなくとも、できることから取り組んでみましょう。
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