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#03 新規就農研修1ヶ月記念日!自分で選んだ農の道!

いつもありがとうございます!
大好きな熊本の地にて
非農家から新規就農を志している22歳、みのりです👩🏻‍🌾

今日、8月15日は新規就農研修がスタートして
ちょうど1ヶ月の日になります。
私自身、暑さにも相当強くなりましたし、
収穫のスピードも上がってきて、
少しだけ成長を感じます。

そして小さな発見や気づきも増えてきて、
これからのイメージが膨らんでいます!


🟠1ヶ月の研修で気づいた大切なこと3選

今日は1ヶ月の新規就農者研修を経て、
とくに大切だと感じたこと3選を共有します。

今日の細いアスパラちゃん


1. 農作業が好きであること



農作業が好きでなければ、
研修は絶対やっていけないな、と思います。
まずはここがめちゃくちゃ大切ですよね。

(私は利用していませんが)国や自治体が用意してくれている研修制度は、基本的に4月からスタートするカリキュラムになっています。
それ以外の時期から始める場合は、個別の相談が必要なはずです。

4月というのは年度はじめという意味もありますが、
個人的には
"農作業がしやすい時期"
という意味で研修スタートの時期に相応しいなと感じています。

私の場合は、
研修をしたいと思い始めたのが4月末で、
実際にアルバイトとして研修を始められたのが7月です。つまり、一番ハードな時期からのスタートだったということです。

暑さは、尋常じゃあ〜ありません!

アスパラガスの年間の作業を考えても、
7月、8月は
高温多湿により病気や虫が出やすく、
しかも、親(アスパラガスが展開して大きくなった状態)があるために見通しが悪く作業しにくいという過酷な環境なのです。

そしてなにより、夏芽は単価がお安い…。
逆に、作業しやすい2月〜4月の春芽の時期は、
めっちゃお値段いいんですよ。

農作業が好きでないと、やってられませんよね😆


2. 苦労を知っている農家さんであること

そして、研修を受け入れてくださる農家さんは、
苦労しているほどいろんな経験や知識をお持ちです。
研修を受けるなら、そんな農家さんのところで学ばせていただきたいですね。

私がお世話になっている山田さん(仮名)は、
お若いのにびっくりするような大変な経験をされています。休憩中にお話を伺うのですが、すごく勉強になります。
圃場の状態も日々変化していて、
コナジラミやイモムシなどが多く出ていて、
色々と対策をする毎日です。

他にも、
機械が故障したり、調子悪かったり、
灌水チューブやハウスのビニールが破けていたり。
それを修繕する作業を真昼間にやって
危うく足の裏を火傷しそうになったり…笑

大変ですが、どれも笑えます。
楽しく前を向いてやっていくことの大切さを学びます。
こういう実践が、本当に役に立つだろうなと思います。


3.家族や応援してくれる人たちの存在



最後にあげるのは、
家族や応援してくれる人たちの存在です。
この人たちのために頑張るんだ!
と思えたとき、すごく力が出ますよね。

農(業)は、家族の協力なくして実現しません。
土地も、人も、情報も、
家族や応援してくれる人たちの存在があってはじめて、いかしていけるものだと思います。

私一人の力ではどうにもならないことが、
周りの人たちのおかげで
少しずつかたちになってきています。
そのことに日々感謝し、
夢に向かってどんどん進んでいくことが、
私にとっての恩返しであり、
生きるということです。


🟠自分の生き方の選択

私は、
家族、友人、遠い知り合いから、
教育学部を卒業して小学校教諭になるのだろうと
思われてきました。

4年生では就活は一切せず、
教員採用試験も受けず、
バイトも半年休み、
農をテーマにした卒論に没頭しました。
その中でふつふつと湧き上がる
「農を学びたい」
という想い。

焦りがなかったわけではないけれど、
一度しかない人生を、
自分のため、
大切な人たちのために
選択したかった。

この選択のためには、
まず家族に農に対する情熱を伝える必要がありました。

だから、その覚悟を、
7万字にもなる卒業論文に込めて
両親にプレゼントしました。
タイトルは
『農に見る、現代を共に生きるための叡智
 ーー「見えない」農の営みに目を向ける試み』

そして今、
たくさんのご縁がつながって、
こうして農の道を歩むことができています。
感謝しかありません。

私は必ずアスパラ農家になります。

より多くの方に一歩を踏み出す勇気を
お裾分けできるよう頑張りますので、
応援よろしくお願いいたします😆


#自分の選択

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