見出し画像

凸凹子育て | 先輩ママさんに聞いたお話

小一の息子はADHDグレーゾーン(未診断)。
今年度内に支援級と病院に行きます。

ありがたいことに、現在支援学校に通うASDの息子さん(小6)の母であるAさんとお話する機会を頂くことができました。
お話を聞き参考になった情報や思ったことをまとめました✍️

*子供の行動には理由がある

どうして授業中立ち歩いてしまう、どうして他の子を叩いてしまう、どうしたら先生の指示を聞いてみんなに合わせて過ごせるのだろう…ずっと「どうして」「どうしたら」でいっぱいでした。

学校は刺激が多過ぎたり、授業中は逆に少な過ぎたり、子供にとってはスケジュールが過密だったり…
凸凹キッズは普通のことが普通に出来ないことがある分、とにかくストレスが多くイライラして感情が抑えられないこともあるそうです。
ストレスを減らしてあげたら、少し落ち着くこともあるかもしれません。

*切替のスイッチ

クールダウンや切替のための「スイッチ」を見つけるといいと聞きました。
教室内を1周する、部屋の隅に座る、目を閉じて5秒数える、服の裾を掴む、手の甲に書いたおまじない、手首の数珠を触る…
その子に合えば何でも良いので「それをすれば落ち着くことが出来る」スイッチがあると切替を上手にできることもあるそうです。

*支援級について

Aさんは一年生の間しばらく教室に同行して一緒に過ごしていたそうです。

・勉強に遅れが生じてしまうか
学習障害等の場合には合わせて貰えるし、2E等の場合は希望すれば先取り学習もできる。
ストレスを発散する時間と集中して進める時間を自分のペースで分けることでむしろ効率的に勉強ができるかもしれない。

・コミュニケーションの機会は減ってしまうか
今のお友達と離れてしまうことは少しかわいそうだけれど、少人数で上手にコミュニケーションができるようになれたらまた合うお友達を作って欲しい。

・支援級の先生
普通級の先生になれなかった先生が支援級の先生になる事もあるのであたりはずれもある。
長年支援級を担当している先生であれば信頼できる。


*病院や薬について

Aさんの息子さんは、音に過敏なので病院で音楽療法をしているそうです。

・病院ですること、行くことの意味
検査や診断自体に意味があるわけではない。
困り事をどう支援していくか見極めるためのもので、その先に何をしていくかが大事。

・初診で気をつけること
困り事はすべて伝えなければ、少しの時間しか診られない医者に症状が伝わらない。

・薬の副作用
攻撃的になったり眠気がでたり頭の中がぐるぐるしたり、別人のように大人しくぼーっとする事もある。
合うものが見つかれば副作用があまり感じられない場合もある。

*支援学校について

わが家の息子については、支援学校はまだ考えなくて大丈夫ですよとAさんは仰っていました。

Aさんの息子さんの場合は、ヘッドホン常備でも学校のチャイムの音でさえストレスがたまってしまって…2年生からの転校だったそうです。
わが家とは比べ物にならない程、Aさんと息子さんは苦労をされていると思いました…

評判の良い支援中学校では就職支援も充実していて卒業後の就職率もかなり高いそうです。
真面目に集中して取組む気質の子が多い分、企業からの信頼もあるそうです。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?