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順目と逆目と観察

木材の加工をしている人なら当たり前に知っているのであろう順目と逆目
中学生の時、技術の授業で習ったような気もする順目と逆目

体験をともなって順目と逆目を知りました。
同じように彫ってるはずなのに「なんかケバケバになるな~」
っていう箇所があって「なんかケバケバしちゃいます」
って職人さんに聞いてみたら順目と逆目を教えてくれました。(じゅんめとさかめorならいめとさかめ)

木には繊維の方向があって彫りやすい向きと彫りにくい向きがある。
木の繊維に逆らうと毛羽立っちゃう。
木目をよく見て。見極めて。

菓子木型を彫るときは観察が大事だな、とつくづく思うのです。

菓子木型は自然界のものをよくモチーフにします。
今彫ってるのは葉っぱ。
葉っぱの観察も大事だよと教わりました。

茎の太さは?根元のほうが太いよね?
葉脈の付け根のカーブは?葉の厚さは?

木の上に表現しようとすると、今まで観えてなかった細部に気づきます。
発見があっておもしろ~~~✌

2023.01.10

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