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身体が変われば世界が変わる

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 欲から我々の心身は生まれた

     玲瓏集 沢庵

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目に見えるもの
耳で聞こえるもの
肌で感じるもの
そして、自分自身の肉体も

此の世にあるすべての形の事を「色」という

私たちの体も「色(形)」なわけで
その体には感覚器官が備わっている

自分以外の全ての「色」を感じるための
「感覚器官」がある

視て感じる「視覚」
触って感じる「触覚」
聞いて感じる「聴覚」
嗅いで感じる「嗅覚」
味わって感じる「味覚」
これらを「五感」といい
さらに、五感ではキャッチできないものを感じるのが「第六感」

いわゆる、「シックスセンス」だ
私たちの体は、外的刺激を五感を通して感知することで
自分以外のものの存在を知る

そして、その外的刺激を感知することを「受」という

「色」をキャッチ(「受」)した私たちは
はたして、この「色」は

善いものか、悪いものか
正しいものか、誤っているものか
喜びなのか、悲しみなのか
好きなものか、嫌いなモノか

これらを瞬時に、自分の記憶とすり合わせ

「こうありたい」と願う

善いものであれば、「受け入れたい」と願う
悪いものであれば、「受け入れたくない」と願う
好きなモノであれば「近づきたい」と願い
きらいなモノであれば「離れたい」と願う

「色」を感じ(受)たものに対して願う思いを「想」という

次に、苦しみを嫌って楽しい事を行う
悪を嫌って、自分の身に善を行おうとする働きを「行」といい

「受」「想」「行」における
善悪、苦楽、悲観を区別して
「悪」を「悪」と知り
「苦」を「苦」と知り
「楽」を「楽」と分ける「意識」の事を「識」と言います

般若心経にある「色受想行識」とは
これらの一連の働きを言います

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身体があるから、感覚があり
感覚があるから、願望があり
願望があるから、それを行おうとする
行おうとするから、意識が働く

そして、意識の働くままに行動するから
肉体もそれに応じて変化していく

食に対する意識の高い人は
身体も健康になっていく
健康な人は、あかるく朗らかで
より、高い感覚を求めていく

食に対する意識の低い人は
身体はボロボロになっていく
だから不健康になり、病気になって
心も重たくなって、何を見てもうらやましかったり
悲観的になっていったりする

肉体は意識が作る
その意識は肉体に因る

自分の人生がどのように変わるかは
どの様な意識でいられるかだし
意識を変えたいけど
どう変えていいのかわからないというのであれば

まず、肉体を変えていけばいいのである

シアワセになるという事は
とてもシンプルな事なのだ

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