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日本茶と器を愉しむワークショップ_11月「東白川村の日本茶3品種飲み比べ」|EIGHT TOWN

こんにちは。美濃加茂茶舗です。

イベントレポート第6弾は、11月14日(木)に名古屋市鶴舞にあるエイトタウンで開催した「日本茶と器を愉しむワークショップ」の様子をお伝えします。

10月に続いて2回目の開催となった今回のテーマは「東白川村の日本茶3品種飲み比べ」。

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講師を務めるのは、お茶をこよなく愛す美濃加茂茶舗の店長であり日本茶インストラクターの伊藤です。

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今回は日本茶に詳しい方が多く、マニアックな質問も飛び出す展開に。店長の日本茶知識を存分に発揮した回となりました。

以下、そんな模様をお届けしていきます。

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今回の参加者は5名。みなさんが集まるまで、今回はどんな方がいらっしゃるのかと想像をめぐらせながら準備をしています。

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美濃加茂茶舗の茶葉や取り扱っている器も手にとっていただけるよう並べたり、お湯を適温になるように沸かして準備完了。

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今回のように煎茶を淹れる場合は熱湯ではなく少し低めの80度前後のお湯を使用しますので、このように1℃単位で湯沸しの温度を設定できる調温電気ケトルが便利です。

さて、みなさん時間通りにお集まりいただいたので10時半ぴったりにワークショップスタートです。

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まずは前回同様、東白川村の説明や、そこで栽培される茶葉の特徴などを解説していきます。(美濃地方のお茶に関する詳しい内容は、前回のレポートをご覧ください。)

そして今回飲み比べる「品種」と「在来」のお茶の違いへ。

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品種のお茶と異なり、在来種「大門茶(だいもんちゃ)」は幡龍寺の石垣に自生しているということなどを、写真を見てもらいながら解説していきます。

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(↑品種のお茶と在来種では根の張り方も異なります。)

知識面のインプットが終わったら、ようやくお茶の飲み比べスタートです。

まず一つ目に飲んでいただくのは、日本を代表する最大勢力品種「やぶきた」の煎茶です。

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煎茶の茶葉を容器に入れ、みなさんに実際に見ていただいたり、香りを確かめてもらったり。

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煎茶を使って、店長が日本茶の基本の淹れ方をレクチャーしていきます。

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宝瓶」という持ち手のない急須のような茶器の使い方、茶葉の量、お湯の温度、湯さましの仕方、蒸らし時間など、美味しいお茶を淹れるために留意すべき点を解説しながら、デモンストレーションを行いました。

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(↑一煎目のお茶を淹れた後の茶葉の開き具合を確認。)

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店長が淹れた煎茶を飲んでいただきました。「いつも家で飲んでいる味と違う!」との感想も◎

それぞれの茶葉に適した温度と待ち時間を守っていただけば、美味しいお茶が抽出されるということを実感していただきました。

次は、美濃加茂茶舗でシングルオリジン緑茶として販売している「つゆひかり」を使用して、みなさん自身でお茶を淹れていただきます。

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(↑ティースプーン2杯分の茶葉を入れてお湯を注ぎます。)

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(↑最後の一滴まで注ぎ切ることが、二煎目も美味しく飲むためのコツ)

ご自身で淹れたお茶の味はいかに。

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ちなみに「つゆひかり」は、天然玉露と呼ばれる「あさつゆ」と爽やかな香をもつ「静7132」を交配してつくられた2000年に品種登録されたお茶です。「煎茶」に比べ渋みや苦味も控えめ。スッキリとした甘みで飲みやすい口当たりが特徴です。この品種のポテンシャルを引き出す淹れ方ができたでしょうか。

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そして店長から一言アドバイス。一煎目を淹れた後、急須の中で偏ってしまった茶葉を整えると、二煎目もうまく淹れることができます。みなさんで、急須(今回は宝瓶ですが。)の底をポンポンっと叩いて偏った茶葉を元に戻します。

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(↑全員でポンポンしている姿が、とっても微笑ましかったです🍵)

緑茶を飲みながら、お茶請けも楽しんでいただきました。

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今回ご用意したのは名古屋市東区泉にお店を構える「川上屋本舗」さんの上用饅頭。

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(↑豆皿は3RD CERAMICSの「黒泥皿(3寸)」です)

あんこもしっとり、生地もしっとり。あんこの甘さが絶妙で品が良く、ずっと食べて入られそうな味わいなんです。緑茶にぴったりのお茶請けです。

そして最後に飲んでいただくのが、前回のワークショップでも好評だった在来種「大門茶」。年間数百グラムしか出回らない超貴重なお茶です。

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こちらは店長がお淹れし、在来のお茶の野性味とどこか懐かしく優しい味わいを楽しんでいただきました。

以上3種の白川茶の飲み比べを満喫していただいたあとは、質問タイムへ。

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今回の質問タイムは盛りだくさんの内容で、店長も答え甲斐があった!と手応えを感じていた様子。

「どうして一般的なお茶屋さんだと品種名で売られていないことが多いのか?」

「中国茶と日本茶の違いは?」

「つゆひかりを収穫した後の蒸し時間はどれくらいなんですか?」

「大門茶は何日間くらいかけて手摘みするの?」

などなど、日本茶への理解をさらに深めていただきつつ、今回のワークショップは幕を閉じました。ご参加いただいたみなさま、本当にありがとうございました。

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(↑ワークショップ終了後は、器や茶葉を自由に見ていただいています)

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ワークショップのアンケートでは、

✔︎千円でお茶菓子付きで学べて、とても満足感のあるワークショップでした。よりいろんな品種や産地の日本茶を知りたいと思いました

✔︎貴重なお茶を飲ませていただき、どれも美味しかったです

✔︎他の人が積極的に質問していたおかげで話がふくらんで凄く勉強になりました

✔︎お話や質問への回答がわかりやすく、新しい知識を得ることができました

などのご感想をいただきました。

これまで参加いただいたみなさんが「ワークショップを通して日本茶への関心が高まった」とお答えいただいており、嬉しい限りです!

アンケートでご記入いただいた今後学びたいテーマなどのご意見を参考に、来月以降も充実した内容をお届けできるようにしていきます。

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次回は12/12(木)。同じくエイトタウンで10時半からの開催となります。まだまだご応募受け付けておりますので、よろしくお願い致します!

🍵次回ワークショップのお知らせ🍵

テーマ:「花のような香りの萎凋(いちょう)煎茶を楽しむ」
日時:12月12日(木)10:30-12:00
定員:10名【予約制】
受講料:大人(中学生以上)1,000円 小学生以下 無料
※価格は全て税抜です

なお、平日開催は、12月が最後となります。
2020年1月以降は、土曜日開催に変更になりますので、平日の方がご都合が良い方は、12月のうちにご参加いただけますと幸いです。

また、1月以降は土曜開催となることもあり、お子様同伴での参加を可能とすることにしました。会場にはキッズスペースもありますので、今まで参加が難しかった方は、1月以降のご参加をご検討くださいね。

※熱湯や陶器を扱いますので、お子様が怪我をされないよう十分にご注意ください。

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(↑ワークショップのテーブルのすぐ近く、目に見えるところにキッズスペースがあるので安心です◎)

また来月、お会いできることを楽しみにしております!


講師:伊藤(美濃加茂茶舗店長)
TEXT:松下(美濃加茂茶舗メンバー)

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美濃地方の茶葉と器の文化から生まれた日本茶スタンド「美濃加茂茶舗」。
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