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日本のワンオペ育児、本当に頑張っているんだな、と感じた話

最近のVoicyは、海外在住の方のお話を聴くことが多くなった。理由は、教育や子育てにおける考え方の違いが興味深いから。
※下記に出てくる「海外」はざっくりとした括りです。

日本と海外

最初は、日本の「みんなまんべんなく平均を目指そう」↔︎ 海外の「得意を伸ばそう」に興味を持ち、次に、日本の「みんな同じにしよう」↔︎海外の「違いを持ち寄り、認め合おう」に興味を持った。

今は、子育ての、日本の「周りに迷惑をかけない子育て」↔︎ 海外の「社会みんなでする子育て」に興味を持っている。


お金を稼ぐ=生産性が高い=その人に合わせるべき!?

お話の中では「異次元の少子化対策には、まず、社会みんなで子どもを育てる雰囲気が必要」というお話もあった。
その中で、特に心に響いた言葉が、
「お金を稼ぐ人が生産性が高い=偉い、という考えがあるから、(稼がない)子どもは、お金を稼ぐ人(大人に)合わせるべき。という考えになってしまうのでは。」
という言葉。

この考えから、
「専業主婦(夫)が、自分は働いてないから…と思ってしまう。」
「周りに迷惑をかけてしまうから、と子どもに執拗に注意してしまう。」
となるのでは、と。
(将来を担う子どもを育てることも、生産性を高めることだよね、という話もあった)


社会みんなで育てるとは?

私が聞いたお話は、台湾とルワンダのお話。
乳児期からナニーやシッターの方に預けたり(トイトレなどもしてもらえると!)、長時間預ける際は、時間差で複数人にお願いしたりするとのこと。
台湾では、お母さんのリフレッシュも大切という認識があり、保育園などが、仕事に限らず利用できることも、日本と違う。

これだけ外部に頼ったり、長時間の場合は複数人にお願いしたりすることを、日本の(主に)お母さんは、1人で24時間365日やっているんだよ!と。

日本でも「社会みんなで子育てをする雰囲気」があれば、もっと、気持ち的にも楽に子育てができるのでは。と感じた。


でも現実は

そう感じた1時間後、「病院だから静かにしなさい!」と我が子に注意している私。笑

道の端っこに寄って、泣く我が子を、少し困ったような顔で、抱っこ紐であやしているお母さん。

周りに配慮するところは、日本のいいところでもある。でも、それが行き過ぎでないか。その年齢だからこそできる、目の前のことに一生懸命な子どもたちの芽を摘むことになっていないか。

社会みんなで子育てをすることについて考えたいと思ったし、まず、私自身が抱いている「あたりまえ」を見つめ直したいと思った。


Voicyで参考にさせていただいた回


以下2つは、海外在住ではないけど、海外子連れ旅からの気づきのお話。
「子どもは迷惑をかける存在であるという無意識下での刷り込み」
「自分の人生に子どもが入ってきただけ」
など、「聴いてよかったー!!」という言葉が思わず出た回。

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