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こだわりなんてなかったけれど:書くことに対するつぶやき

気がついたら、文庫サイズの本しか作ったことがないことに、気づきました。

今まで同人で本まで作る、という行為まではしたことがなかったのですが、ぎりぎり平成くらいから、本を作るようになりまして。

最低ロットしか作ったことのない字書きではありますが、最初に相談した友人が「小説といえばカバーつきの文庫!」という比較的?オーソドックスなカタチで体裁を整える方だったので、完全に引っ張られたかたちです。

その後、私は中身が書き続けられたらそれでいいか、といろいろ、デザインにはこだわりつつも、それはそれとして文庫としての体裁の、よりよいデザインとやらに向かって歩いていたところでした。

令和5年に入ってから、いろいろ、身辺のことががらりと変わってしまい、いわゆる物理的な本を作ることに消極的な気分でいるのですが、実際にカタチにしよう、としたときに思いつくのは、やはり文庫サイズだな、と思った次第です。

いろんな方のご本も読んで、楽しく、それはどんなカタチであっても楽しく拝読しているのですが、こと自分事となると、なぜだか「文庫ありき」になってしまうのが不思議でなりません。

昨今の資材高騰の影響もあって、自分のできる範囲のことを、がなかなか難しくなってきているような気がしますが、世界のどこかで、自分の残した本が息を吹き返すそのときを、ゆっくりと、待っています。

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