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人は年をとると色々なものが固まる

「年をとると思考が固まる。新しいことに挑めなくなる」

こんな話をかつてパートのおばちゃんたちから聞いた。

「言い訳してんじゃないよ。早く仕事しろ」なんて思っていた25歳の私。いま、30をだいぶ過ぎてからその意味がなんとなくわかった。

年をとると新しいことに挑めなくなる。
これは半分本当で半分は嘘。
固まり切るか否かは身を置く環境や本人の心意気にかかっていると思う。

実際に私も子を産み、パートで働いていたときはそうだった「パートとは」「母とは」に縛られ、だけどそれに安心感を覚えていたのは確かだ。

心が揺れることはなかった。

いまの仕事を始めて早1年とちょっと。毎日30個は新しい考えや行動に触れる。そこらへんの主婦はWindows95からiPhone15レベルに脳みそのアップデートが求められるのである。もちろん最初はパニック。だけど日を追うごとに本を読んで知識をつけたり体験から反省し、試行錯誤したり。

失敗してすっ転んで新たな道(方法)をみつけてみたり。
すったもんだしながらなんとか変化についていこうとしている。今はどうにか歩いている。
それがまた楽しいのだ。すっころんでも叱られても楽しいのだ。

この環境に飛び込まなかったら私はいま化石になっていただろう。あなおそろし。

「毎日成長し続ける」
これがミニーのモットーである。毎日自分の行動を振り返り反省し、客観的に検証し、常に改善。文章も仕事のやり方もプライベートもお酒の飲み方も(アル子に限る)。

そんな風に成長できる環境を整えてもらっている。こんなにもありがたいことは早々ない。だからこそ、このチャンスを掴んで活かしたい。

きっと人によっては「変な会社だな」「仕事に成長は求めていない」と思うだろう。それでもいい。人の考えはそれぞれだから。
でもね、私たちは成長するよ。

いまある環境に関わる人みんなを巻き込んで、自分は成長して誰かのために役立てる。自分の得意を更に伸ばして誰かのために力を注ぎたい。
成長のためには固まっている場合じゃない。

思考や環境が固まると居心地がいい。だからこそ変わってしまった人は敵に見えるだろう。だけどそれは自分に変わる勇気がないから。頑なだから。

変化は怖い。勇気がいる。だけどいっぺん飛び込んでみたら「おお!」っと、意外に楽しめるかも知れない。そして行動がかわるかもしれない。

一人では勇気がでない?難しいことはやりたくない?
そんなときもあるだろう。

ミニーならそんなときはパジャマパーティーを開く。
お酒を飲みながら
「ここで悩んでいる」
「こう考えたけどうまくいかない」
と話してみる。パジャマパーティーが終わったあとはぐっすり眠れる。
だから次の日も頑張れる。

そんなふうに人を巻き込みながら成長していくとどうなるのか。きっと一年後にはすごいことになっているんだろう。 

私は自分自身が楽しみで仕方ない。
ミニーに入れてよかった。今日も幸せである。

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