赤ちゃんの睡眠に興味のない人は読まないでください

おはようございます。大嵩佳織(おおたけかおり)です。
昨日はムスメの夜泣きで、朝の作業ができませんでした。
普段は寝室を分けているのでアラームをかけられるのですが、
夜泣き→ムスメ「いっしょにねるー」→私のベッドにご招待→アラームOFF
朝はムスメに起こされました。

いつになったらお互いぐっすり寝られるようになるのか。
ムスメはいま2歳半ですが、赤ちゃんの頃はもっと寝ない子でした。

赤ちゃんは寝ない!?


私の妊娠中はコロナが流行し始めた頃。両親学級と呼ばれる、妊娠中や出産後の生活についての学びの場はことごとく中止。
情報源はYoutubeや各種SNSでした。
そうなると自分の興味のあることしか入ってきません。
しあわせ~な、平和~な、そんなイメージばかり膨らんでいきます。


そして実際に育児がスタート。

あれ・・・?私はいつ休めるの・・・?

日中の寝てる間に自分のことしようとしても、すぐ起きるから、家事は進まないし、自分はいつまでたっても寝られない。
というかもはや寝ない。まとまって寝ないのです。

日中は授乳→寝かしつけ(時間かかる)→すぐ起きる
夜も2-3回は起きる そのたびに授乳→寝かしつけ

ここでポイントなのは、起きる回数が多い=寝かしつけも回数が多い
ということ。寝る回数でなく、寝る時間の長さが重要でした。

生後3か月のムスメの睡眠状況がこちら。

これを見て「え・・・」となった方、同志ですね

青い部分が、寝ていた時間。
この青い部分を全部「ぎゅっ」とすれば、合計12時間以上は寝ているわけですが。
お分かりになりますか!この細切れ睡眠!
こんなに起きられては、寝ている間に作業なんてほとんどできないし、休息時間にしたって、30分もない場合がほとんど。
夜中も最低2回は起きて、その都度授乳+寝かしつけの労働がついてくる。
夫は平日はほとんど育児には参加できないので、いわゆるワンオペ育児。

この頃は正直、「かわい~!」「もう何でも許しちゃう!」なんて気持ちにはなれませんでしたね。かわいいけど、大変すぎ。早く大きくなってくれ、そしてしっかり寝てくれ。と。

赤ちゃんてすぐ大きくなってしまうのに、その貴重な時間を存分に可愛がれないなんて、今思うともったいないですよね。

「ネントレ」で知る、寝ないのは親のせい!?


さて、日々の仕事は授乳と寝かしつけだった日々に、困り果てた私は
「ネントレ」というものについて学び始めました。
「ねんねトレーニング」の略で、赤ちゃんが自分で寝られるようにトレーニングしましょう、というもの。
赤ちゃんが自分で寝る!?
そんなことができるなら、私は授乳して、あとは存分にこの子を可愛がれるじゃないか!
と思いました。

なんと、日本の赤ちゃんは手厚く寝かしつけられているせいで、かえって自分で寝る力が妨げられているというのです。
本来は自分で寝る力を持っているらしい。
生まれてからずっと「寝かせてくれる」環境が当たり前になっているから、それが「クセ」になっていると。
だから夜泣きなどに関しても、一度起きてしまうと、眠くても自分で寝られない→「寝かせてーーー!!!!ぎゃーー!!」となる。
なので、ネントレはそのクセを無くしていくことをしていきます(詳細は今回は割愛)。

寝る子の育て方


それに比べて海外では、寝る時間になったら赤ちゃん専用の寝室、ベッドに置いて、あとは何もしないそうです(モニターなどで安全は確認する)。
すると、自分で寝るし、長く寝る。

実際に私の友人で、産後1か月ほど赤ちゃんが入院していた人がいます。
その間もちろん母親の寝かしつけはありませんし、看護師さんたちも業務があるので、泣いている赤ちゃんをその都度寝かしつけすることもできません。
すると入院中、自分で寝ることを習得した赤ちゃんはどうなったか?
先日友人と赤ちゃんに会って話を聞いてびっくり。
眠い時は自分で寝ていたし、夜も起きないんだそう。

そうなると、赤ちゃんにも親にも良い。
眠い時に寝られるようにしてあげるのは、赤ちゃんへのプレゼントかなとも思います。

だから、もしご自分や周りの方が出産を控えている方には、ぜひ赤ちゃんの睡眠について少し知識を付け環境を整えることを(強く)おすすめします。


今日は夜泣きがなかったムスメ。
あの寝かしつけの日々も、今思えばきっと死ぬまで忘れない思い出。
最近は自分で「ねむい」と教えてくれるようになり、毎日の子育ては「大変」から「面白い」に変わりました。
皆さんや、周りの方が子育てを楽しみ、赤ちゃんたちが幸せに暮らせますように。



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