『女性×住み込み農業バイト』メリット&デメリットから満喫するポイントを紹介!
初めて農業バイトに行った時は、身の回りに経験者が少ない仕事とあり、人間関係や仕事内容など不安もありました。
でも実際に農業バイトに行くと、もっと気楽に挑戦できることだと思えたんです!
なので今回は、農業バイトに対して持っている不安や、女性でも優遇されやすい資格などポジティブになれる情報をお届けします!
『女性向け』農業バイトをするメリット&デメリット4選
実際に農業バイトで感じたメリットとデメリットを紹介します!
あくまで「女性の方が当てはまりやすい」項目ですので、男女問わず見てみてください!
『女性向け』農業バイトをするメリット2選
自炊の頻度とレベルが上がる
仕事終わりに作物を頂いたり、コンビニがないなどの理由で自炊の頻度が上がります。
目の前で採れた新鮮な作物を見ると「より美味しいまま食べたい」と、自然と作るようになるんです!
恥ずかしながら自炊が嫌いであまりしないタイプでしたが、農業バイトを始めてからレシピアプリを入れるなど、自炊のレパートリーも増えています!
地元の方がすごく歓迎してくれる
募集をかけている地域は、人口や農業を継いでくれる人が少ないため、男女ともにすごく歓迎されます。
農家の奥さんやおばあちゃんとは女性ならではの趣味やおすすめスポット、虫が苦手などのトークもできるので、すごく心強いです!
実際に男性より体力がないことを配慮してくれたり、悪天候で私の家付近が危ないかもと声をかけてくれるなど、すごく気遣ってくれました!
『女性向け』農業バイトをするデメリット2選
しっかり対策しないと日焼けする
男女問わずですが、皮膚の弱い人は対策を徹底しないと、あっという間に日焼けしたり毒虫に刺されます。
長袖・長ズボンを着用していても帽子の隙間からおでこを刺されたメンバーもいたので、暑苦しいくらいの対策が必要です。
運動部出身も関係なく身体の負担が大きい
「体力には自信がある」「運動部出身だから」などは関係なく、身体への負担が大きい仕事です。
職種にもよりますが、背の低いハウスや露地栽培は足腰にかなりの負担がかかります。
また運動部出身でも、農業で使う筋肉は全く別の部分なので、正直少し耐久性があるだけでストレッチなどを行わないと最終日まで持ちません。
『住み込み版』農業バイトをするメリット&デメリット5選
こちらは男女問わず、住み込みで農業バイトをするメリットとデメリットを紹介します!
私が今まで経験した農業バイトは、全て住み込みなので是非参考にしてみてください!
『住み込み版』農業バイトをするメリット3選
シェアハウスなら農業仲間が作れる
私が経験したのは、シェアハウスと古民家で1人暮らしの2パターンです。
シェアハウスを選べば、農業仲間が作れて夜に1人ということもないので女性や学生も安心です!
また、事前にメンバーが決まっている場合は、年齢層や男女比を教えてもらえる可能性もあるので、不安な方は聞いてみてください!
荷造りなどの準備が楽
住み込みは家具・家電付きで、町役場を通していれば日用品も揃えてくれる場合が多いので最低限の荷物で飛び出せます!
山口県に行ったときは、町役場の方がペーパー類や害虫駆除の薬、ラップ、掃除用品などを定期的に持ってきてくれたため、費用も浮いてすごく助かりました!
(ただし自治体による)
作業場から近い、社用車で通勤できる
貸し出している家は、職場から近かったり社用車で通勤する場合が多いです。
北海道に行ったときは、家の周りが畑だったのでトイレや急な体調不良の時も安心でした!
『住み込み版』農業バイトをするデメリット2選
農家さんと相性が悪い場合は、意見を言いにくい
どんなに相性が悪くても、家を借りている立場なので不満を言いにくくなりがちです。
さらに家賃補助があったり、無料で貸し出している場合だと、尚更言い出せません。
すごく良い人で心配なさそうでも、意見を言い合える関係を築けると、トラブル防止にもなります。
悪天候でも農家さんが「やる」と言ったら出勤
住み込みの場合、職場や農家さんのお住まいから近いため、天気を理由に休むことはできません。
また、作物によって悪天候との判断が変わります。
梨農家さんの時はある程度雨が降ったら終了、雷なら人に当たらないのでとりあえず続けます。笑
反対に白菜農家さんの時は、刈り取るための刃物を持っているため雷が鳴ったら即終了、その代わり目の前が真っ白でお互いがほとんど見えないレベルの雨・雪でも作業は続けます。
女性も優遇される!農業バイトで有利になる資格5選
今回は「農業バイト」の立場ですが、「農家」が持っていると良い資格はまだまだあるので興味がある人は深堀してみてください!
ちなみに私は、「普通自動車運転免許」「準中型車運転免許」「大型特殊者運転免許」を所持しています!
まだまだ増やす予定なので、一緒にスキルを磨きましょう!
普通自動車運転免許
「あると良い」と記載されているのを見かけますが、実際は無いと本当に困ります。
出荷を担当しなくても通勤で社用車を使ったり、遊びに行くときも駅までかなり歩く場合もあります。
また、これから取得するなら「MT」がおすすめです!
「AT」もありますが、農業が盛んな地域ではまだまだ「MT」をメインで使っています。
大型特殊自動車運転免許
広大な土地で作業をしたり、お米を扱う農家さんでは、よく「資格保持者は時給アップ」や「大型特殊免許持っている人優先します」などの記載があります!
より希望の職種に近づくなら、持っておきたい資格です!
1つ注意するのは「農耕車」と教習所に伝えてください!
普通に大型特殊というと、フォークリフトなど工場系の仕事で使うものだと勘違いされやすいです。
日本農業検定
栽培や農業全般、環境、食の4分野を重点的に学べます。
専門学校や大学への手助けから、従業員のスキルアップのためなど農業の基礎を学びたい人におすすめです!
さらに深堀をしたい人は「農業技術検定」を覗いてみてください!
3~1級まであり、2級からは実技も伴うため、経験者あるいは農家を目指している人向けの試験です!
農業簿記検定
個人から法人農家になる場合に役立ち、農業の事務や経理のアルバイトでも優遇されます!
3級は財務会計、2級は税務会計と原価計算、1級は前者に加え管理会計の分野を学べます!
産業用マルチオペレーター技能認定
スマート農業の普及により、ドローンを活用した農薬散布方法が増えてきました。
ここで使用するのは一般のドローンとは異なり、農林水産航空協会で産業用マルチローターとして認定されたものとなります。
これだけ覚えて!農業バイトを選ぶときのポイント4選
私が今までの農業バイトで「これだけは絶対確認する、こだわる」応募時のポイントを4つ紹介します!
ここを覚えておけば、極端に失敗することは少ないです!
雇用期間
私は、雇用期間を4~6ヵ月に絞って探すようにしています!
1度だけ3ヵ月で終了したお仕事があったのですが、農業に加え接客業や体調不良でバタバタしているうちに帰ってきてしまった感がありました。
そのため、しっかり生活と農業、町の様子を見たい人は、4ヵ月以上がおすすめです!
作物
将来育てたい作物や、興味のある作物の求人を見るようにしています。
「当り前じゃん」と思いますが、妥協して入った子は嫌になった途端に帰りたいモードになっていました。
また私はアレルギー持ちなので、もしも作物を頂いた際に食べられないとなると、お互いモヤモヤしてしまいます。
農家さん以外にも、農家さんと仲が良い人や選果場で出会った人など色んな場所で頂くので、アレルギーや苦手なものがある人はしっかり考慮することが大切です。
農家さんや現地の写真
どんなに記載されている条件や仕事内容が魅力的でも、写真を見ると「なんか想像と違う...」なんてことがよくあります。
特に直感型の人は、絶対にチェックしてほしい部分です!
写真を見られない場合は、自分で住所や農園を調べるのも1つの方法です!
オンライン面談は、農家さんの話すペースや言い回し、周りの空気感まで一気にチェックできるので、是非活用してみてください!
場所
大まかな都道府県だけを見て、SNSやネットで流れてきた雰囲気を鵜呑みにすると痛い目を見ます。
有名か否かは置いといて、応募前に「〇〇町」まで調べておくことが大切です!
私は取材ライターとして地域を回りやすいか、趣味の釣りがしやすいかなど、プライベート時間も含めて検討しています!
趣味を我慢してしまうと、落ち込んだ時に辛さが倍増してしまうので、自分にとって大切な部分はしっかり押さえておきましょう!
『女性向け』農業バイトを楽しむためのポイント3選
女性が心から農業バイトを楽しめるように、抑えるべきポイントを知っておきましょう!
体質に合わせた服装管理
農業バイトの先輩や現地の方が「寒いよ」と言っても、自分にとっては「耐えられないほど寒い」「全然汗をかくレベル」などさまざまです。
周りの声は参考にしつつも、念のため体温調節ができる上着やインナーを持っていくと良いです!
実際に北海道では「暑すぎて無理」と言っている現地の方をよそに、本州で生活をしていた私は軽く汗をかく程度で、なんなら極暖インナーが手放せませんでした。
比較的軽い作物を選ぶ
力仕事が苦手な人は、1つが軽い作物を選ぶようにするのがおすすめです。
ただし注意点が1つ。軽い作物はその分コンテナ(収穫物をいれるカゴ)に入れる量が多いです。
そのため農家さんによっては、最終的に持つ重量が20kg前後になる可能性もあります。
面接時に収穫後のコンテナ運びをするかなど、力仕事について聞いておくと安心です!
収穫以外の仕事内容を選ぶ
「農業バイト=畑仕事」と思いがちですが、農業界は他の部分でも人手が足りていません。
事務や管理など難しいことが苦手、せっかくなら作物に触れたいという人には選果場がおすすめです!
選果場は農家と関係のない人たちも多く、一般女性が8割、生産者とその知人男性が2割といった感じです。
場所によるとは思いますが、工場の流れ作業がイメージに近く、ここでも傷のある作物を頂けました!
まとめ:住み込み農業バイトはポイントを押さえて満喫しよう!
私が今まで経験したのは、「住み込み」の農業バイトのみです。
体調を崩してしまったことも1度だけありましたが、家のお隣さんや先輩など仲の良い方たちが助けてくれたんです。
単発や自宅からの通いも良いですが、住み込みバイトならではの「人の温かさ」をぜひ1度感じてほしいなと思います!
もっと些細な不安があればいつでもコメントでお答えしますので、楽しい農業生活に1歩踏み出してみてください!