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みんなでファッションショー2021

みんなでアート2021

は 逗子アートフェスティバルのプロジェクトの中で
いい感じでスタートを切っています!

2021年11月10日~14日
逗子文化プラザホール&ギャラリースペースで開催。

11月12日(金)は逗子文化プラザさざなみホール内で一日通して
イベントを開催します。

まだまだ 模索中ではありますが
昨年同様 福祉×アート×ファッションの
みんなでファッションショー は  夕方開催します!

本年 そちらを担当させていただきます KUMI MIYAZAWAです。

今日はそのファッションショーの取り組みと想いをまとめてみました。

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みんなでファッションショーとは。軌跡と想い

みんなでファッションショーは
逗子アートフェスティバルプロジェクトのもと
2年前より開催しています。

【障害があっても高齢でも大人でも子供でも誰もが混ざり合う風景が逗子にあります。】と言う みんなでアートのコンセプトに添い

車椅子ユーザや知的障害者シニア世代など  様々な状況を持つ方たちに
まぜこぜにモデルになっていただきランウェイを歩き楽しみました。 

画像12019年の様子

2020年には ダウン症や発達障害の方との古着を使ったアートワーク、障害の方と野外で行ったビニールペイントのアートワーク、そこから生まれた アールブリュットなファッション。

また少し古い寄贈されたドレスを使った 華やかで簡単に着られる
車椅子ドレス

崩せば何度も使える1枚の布から生まれる着付けドレスや        古着物を洋コーディネートしたりドレスに仕立てたり
気がついたら  ファッションショーを行う事自体が
誰もか耀く、アップサイクルやエシカルを含んだ
SDGs 持続可能な取り組みとなっていました。


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SDGS


耳にだいぶ慣れてきたSDGs=国際的に2030年までに達成する
持続可能な開発目標です。

みんなでアートでは もともと強いSDGsの意思のもと生まれたわけではありませんが、いつの間にか

10番目の目標 人や国の不平等をなくそう
12番目の目標  作る責任使う責任
に近づいているようです。

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10番目の目標の中では
2030年までに、年齢、性別、障害、人種、民族、出自、宗教、経済的地位やその他の状況にかかわらず、すべての人々に社会的・経済的・政治的に排除されず参画できる力を与え、その参画を推進する。

とあります。

みんなでアートでは 様々な身体的状況や精神的状況があっても それぞれの状態のままで楽しさやアート、ファッションを共有して 一つのイベントに参加します。
それぞれが自分の感性自分の特徴のまま 楽しんでもらえるよう工夫を凝らしています。さらに言えば 福祉とSDGsはとても近い位置にあり例えばアップサイクルのためのデニムの解体作業を障がい者施設で行ったり素材の色分け 仕訳など就労支援につなげる仕事を生み出すことも可能なのです。

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12番目の目標 つくる責任つかう責任では

2030年までに、廃棄物の発生を、予防、削減(リデュース)、再生利用(リサイクル)や再利用(リユース)により大幅に減らす。

とあります。

みんなでファッションショーの素材は エコ!


■古着物 (断捨離、お母様の形見、エコウェイストより収集)
■ウェディングドレス カクテルドレス、社交ダンスドレス(ドレスショップより廃棄予定のものの寄贈、お母様の遺品、以前のショーで利用したもの)
■日用品の古着(デニムやスーツ、シャツ、セーター・・・ほぼスタッフのもの)
■古布(といっても ソーイングするために購入された 昭和時代の美しい生地)

等を利用して 組み合わせて(なんと日本にはたくさんのこれらがあるのでしょう!と実感)新しいデザインを作るワークショップを行います。

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裾だけ 袖だけ 裏地だけ ボタンだけ そうやって 洋服や着物を構築しているパーツを新しい素材として見つめなおすと 
それはそれは新鮮な素材で キラキラしたものに見えてきます。

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ワークショップでは
何気なく毎日着たり見たりする服が
どんなパーツでできあがっているのか、解体することであらためて
知って触れることで 服を使いなおす気持ちやアイディアや大切に思う気持ちが湧いてきたら嬉しいと思います。

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皆が作る 参加する 混ざる


ファッションがそれほど好きでなくても デザインしてみたいと思う人は多いはず。
自分のイメージや妄想を 素材を触りながら の前で形にしていく作業は とても刺激的でワクワクするので 長年私も続けています。それを誰にでも体験してもらいたくて ワークショップという形を作りました。

障害がある方たちと 洋服やソーイングに詳しいソーイングオペレータとがペアになり、
一緒になって新しいデザインを考えます。
オペレータたちは障がいについて素人です。
また障害のある大体の方たちもソーイングについては素人です。

お互いが得意分野と不得意分野を補いかけ合わせながら自然に混ざり合い
ぶつかり合うのが狙いです。


ワークショップはデザインワークショップとソーイングワークショップの
2回コース。
これを人を変えて 2度行います。すでに1度目のデザインワークは
すごい熱量の中終了しています。

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次回

はそんな様子も詳しくお届け出来ればと思います。

みんなでファッションショーは 逗子や逗子の人達と関わる人たちが
自分たちの手を動かして 作り上げる 自分発信のショーなのです。

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