見出し画像

【みんなのアジト誕生秘話】立ち上げの理由をお話しします。

今回は、第1回の「みんなのアジトはじめました」の続きとなる、誕生の経緯をお話しします。
「みんなのアジト」の今日現在の売上は0円。
見込みも立っていないし、具体的な事業計画も生まれていません。
今回は、「みんなのアジト」の立ち上げの経緯についてお話したいと思います。

きっかけはリモートワーク中心の働き方への変化。

ここ2年の間に弊社でもリモートワークが浸透してきました。本社スタッフの半分以上が常時リモートワークを行っており、2020年当初は「リモートなんて絶対無理」と嘆いていたものですが、社内チャットの導入やネットワーク体制の強化を進め、通常業務も円滑に行えるようになりました。しかし広告制作はクリエイター同士の密なコミュニケーションが新しいアイデアを生むこと求められるビジネスです。チャットやオンライン会議では、業務の報告や指示はできても、リアルな打合せの場から生まれる発想の広がりには限界を感じていました。仕事中の雑談から思わぬ方向へ話が広がり、面白いアイデアや企画につながった経験ありますよね?そんな現象をオンライン上からも生み出せないかと思ったのが、「みんなのアジト」の立ち上げのきっかけです。

オンラインでブレーンストーミングをする場を作ろう。

と、まず思いつきました。ただ、実際の業務ではブレストの向き不向きの仕事があったり、思考の幅に制約があったりと、常に行うことは難しい。そこで、定期的な部内MTGの延長でメンバーそれぞれの「好き」や「興味」をテーマに情報収集を行い、オンライン上で自由に発表してもらうことにしました。私の制作チームのデザイナーたちにプロジェクトの趣旨を説明したところ、みんなノリノリ(!?)で早速キックオフミーティングを実施しました。最初に決めることは、メンバーそれぞれに自分のテーマを考えてもらうこと、そして、この活動のプロジェクト名を決めることの2点。オンラインだと意見を書き込むだけで時間がかかるので、次回MTGまでに各々で考えたアイデアをあらかじめオンラインホワイトボードツールの「miro」に書き込んでもらうことにしました。アイデアの発散は事前に済ませて、MTGは集約と結論を出すための話し合いを行うことで時間も節約します。リモートワークに入ってからは仕事でも同じやり方でMTGをするようになり、ダラダラと会議が長引くことも減ってきました。

50以上のアイデアから「みんなのアジト」に決定。

普段はネーミングなんてやったことがないメンバーたちでしたが、実に様々なアイデアを書いてくれました。

その一部を紹介しましょう。

「B BASE」「別冊(別腹)KNP」「Digる」「ココ路み」

「Side TWO」「スキマヤ」「にでぃめん」「●●●ランド」

「みんなの2号室」「For D」「裏庭」「秘密基地」「根城」

「企み屋」「AJITO」「セカンド●●●」「デザインわ」

「異世界KNP」「サテライト●●●」…などなど。

スクリーンショット 2022-08-30 15.33.47
第1回のキックオフMTGでは、チーム名と自分がやりたいテーマを思い思いにmiroに書いてもらいました。

チーム名ズバリなものから、何となく出てきたキーワードまで様々ありますが、思いつきで始めた非公式な活動だけに、本業の裏で「隠密活動する的な」雰囲気で「AJITO」ってイイねという意見が。そこから「みんなの●●●」というのも「みんなのGOLF」みたいで楽しそう、今後メンバーも増えていくような広がりがありそう、という意見から「みんなのアジト」にしようと決定しました。同じ流れで次はロゴを考えようとなり、様々なアイデアからポンと出てきた「アジ(鯵)」にみんなが引っかかって、アジをシンボルにしたロゴマークが生まれたんです。まあ後付けですが、鯵は庶民に親しまれている大衆魚。群れを作ることで力強く生きている魚であることも、決して特別な才能があるメンバーがいるわけじゃない、このチームの団結力を表すのにピッタリじゃないかと思います。

「アジフライ」をモチーフにしたチームロゴ。カワイイですね。
アジト感のあるアイデアも好評でした。さり気ないアジがアクセントを効かせています。
地下室モチーフがアジト感たっぷりでイイ感じです。
さらに発想を発展させて、マスコットキャラまで作ってしまいました。



私のテーマは「成長・教育」。それでnoteを始めました。

もう1つの議題であった各自のテーマ決めは、自分の「好き」や「興味」から、あくまで「好奇心」を軸に考えてもらいました。本業とは別に活動するにあたって、主体的に行動して欲しいと思ったからです。嫌々やっているようだと、仕事の忙しさを言い訳にしてしまいがちですから。私が掲げたのは、自分や周りの人の「成長」や「教育」に関わることでした。おウチ時間でようやく根付いた学習習慣を周囲に発信していくのが良いのでは?とメンバーが言ってくれたので、noteで発信していこうと決めました。noteがあることで新しい学びを積極的にしていかねばというのも、生来のめんどくさがりな性格を後押ししてくれると思いました。

ここまでお読みいただきありがとうございました。
次回は、「みんなのアジト」立ち上げのきっかけを作ってくれた書籍について紹介します。
ここでようやく本題に入るような形ですが、興味を持ってくれたら嬉しいです。それでは。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?