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「バランスよく食べている人」は皆栄養失調

今回は、「健康」をテーマとした記事を書こうと思う。
きっかけは、『すべての不調は自分で治せる』という本を読んだことだ。

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私はもとより、以下のような症状に悩みを抱えている。
・朝目覚めが悪い
・爪の調子が悪い
・夏/暑さバテしやすい
・(特に月経時)落ち込みがひどい
・横になっている姿勢から立ち上がると立ちくらみがする

単なる、「貧血」「低血圧」「仕事のストレス」かなと片付けていたが、この本を読んでハッとさせられた。
重度な栄養素(タンパク質・鉄分)不足なのだということがわかった。

ショックを受けつつも、冷静になり、本を読み進めると、「医者や薬に頼るのではなく、自分で治せる」ことがほとんどであること、即ち、自分の行動・努力次第だ、ということがわかった。

そこで、大事なポイントをまとめ残しておこうと思う。(*以下、『すべての不調は自分で治せる』(藤川徳美 著)より参照・抜粋しています。)

|すべての慢性疾患は自分で治せる!

特に重要な3要素;
・タンパク質
・鉄
・メガ(大量)ビタミン

なんと、これらを十分量(規定量)摂取するだけで、ほとんどの慢性的な疾患(例:うつ、パニック障害、摂食障害、リウマチ、発達障害、アトピー性皮膚炎、神経難病、認知症、がん etc...)は自分で治せることができるらしい。
本当か・・・・?と一瞬疑ったが、この3要素を重点的に摂取するよう取り組んだ患者の大半が病状回復・社会復帰を成し遂げている実例がしっかりと記録されているとのこと。
さらに、生物学・医療学的にも、これらの栄養素が生命維持のために必要な体内の働きに必要不可欠であることも証明されている。
(具体的には、ミトコンドリアにおける「クエン酸回路」+「電子伝達系」=好気性代謝につながる、というエネルギー代謝の仕組みに対して、これらの栄養素が不可欠である。)

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まずは、順番を守りながら、重要な要素の規定量を摂れるようになること。

必要量、規定量をこれから記載するが、一般的な感覚でその量を急に摂ろうとしても、無理がある量。(おそらく大半の人がお腹を下す羽目に・・・)

よって、可能な範囲で、でも不足なく、摂取することを始めるため、筆者が最強の武器と主張しているのが、

プロテインと各種サプリメントである。

「人工物、そんなに摂っていいの?」「なんか怖い」という感覚を覚える人が多いかもしれないが、「病院で処方してもらった薬」の方が人工的で且つ人間の体にとっては「異物」と認識されるもの。それに比べ、プロテインやサプリメントは「代謝のために利用するもの」に過ぎない。

簡単に、我々が健康維持するために必要な栄養素を4つに分けてみた。

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図にも書いている通り、「順番は必ず守られるべき」!!!
順番を誤って、例えば①を満たさないまま④に飛び級したりしてしまうと、効果が乏しいだけでなく、お腹を壊したり、逆に体調不良を招くこともあるので、注意が必要。

すべての不調は自分で治せる.003

「糖質制限」と聞くと、そこそこの労力が必要なのかな?と感じやすいが、しっかりとタンパク質を摂取すれば、体は自然と「糖質を欲する」ことが少なくなる。
上図に書いている通り、タンパク質は、どれだけ摂取しても「過剰摂取」となることはないため、しっかり必要量を摂取することに専念すればそれだけで良いのである。

1日で必要なタンパク質は、卵で例えると、1日卵5個分。

厳しい場合は、プロテインに頼ってしまうのが善策。
筆者(医者)が推奨するのは下記3つのプロテイン。どれもWebサイトから購入可能。
・ファインラボ(WPI)
・ビーレジェンド(WPC)
・ダイマタイズ(WPI)
※プロテインはソイプロテインではなく、ホエイプロテイン一択。(ソイプロテインはお腹がゆるくなりにくい成分が多く含まれているため、比べるとどうしても効果が乏しい)ホエイプロテインは乳糖が含まれる「WPC」と、乳糖が完全除去された「WPI」の2種類に分けられる。WPIの方が手間をかけられているので高価だが、乳糖不耐性の人はWPIを選択する方が良い。

重度なタンパク質不足の人に見かけられる症状としては、
・夏バテして食欲が落ちる
・台風や低気圧で気圧が低くなると体調が悪くなる
・寒暖の変化が大きい時期になると体がついていかない
・冬はとにかく苦手

など、気候変動に弱い人があげられるようだ。
(・・・やばい、私は全部当てはまる 泣)

男性の場合、高タンパク質/低糖質食+プロテイン体重×0.5~1gを続ければ、程なく必要タンパク質量(BUN20以上*)になる。肉や卵をしっかり食べればプロテインも不要になる。

ただし、女性の場合、毎月、月経によりタンパク質を失ったり、妊娠・出産によりまたタンパク質を失い、食が細いため全体的な摂取量が少ない、などの理由より、食事だけで必要なタンパク質量(BUN15以上*)摂取することは極めて困難。高タンパク質/低糖質食を心がけ、プロテインを1日20g×1回を2年間続け、慣れてきたら、1日20g×2回を半年続ければ、もう習慣づけはできると言われている。妊娠時は特に著しく不足されるので、意識して補給していくことが重要。

*BUN=尿素窒素。BUN15~20は軽度〜中等度のタンパク不足に値する。1年間プロテインを規定量飲んでもBUN8~11の人は少なくない。

鉄分=貧血予防だけではない。

一方で、鉄分にも、生命活動の根幹に関わる大切な役割がある。
血液の赤血球を合成する役割は有名だが、それ以外に、神経伝達物質であるセロトニン、ドーパミン作成の際の補因子にもなる。(=やる気を作り、心を安定させる)
また、体内で発生する活性酸素(老化やがん、慢性疾患などの原因と言われる)を除去する役割もある。
鉄分は、前述のエネルギー代謝の最終段階で用いられるため、必要不可欠な存在。

日本は特に、鉄不足が顕著な国とされている。よく使われる単位であるフェリチン値が50以下だと鉄不足と診断される中、日本人女性の20~40代の約7割が重度な鉄不足(フェリチン値30以下)とされている。

フェリチン値.001


鉄の1日の目安量は、
Nowアイアン36mg(キレート鉄)の場合:約100mg
⇨サプリメントのヘム鉄は非効率のため推奨しない。

|鉄剤注射はダメ、絶対。
鉄は、過剰になると細胞毒となり、最悪、がんの原因を生み出すことがあるため、重度の貧血と診断された妊婦やアスリートに摂取されることがあるが、これは寿命を縮める行為のため即刻やめるべき。

一方で、経口投与であれば、タンパク質と同様、無駄な分は分解され排出されるため、過剰摂取になることは少ない。

タンパク質が摂れるようになったら、次はキレート鉄フェロケルを飲むことがおすすめ。(ヘム鉄系のサプリは効果が乏しいので推奨されない)

菜食主義者や炭水化物依存症の場合、鉄不足は顕著で、多くの症例はタンパク部室も併せ持つ。(BUN10以下)

よって、タンパク質と鉄分は両者とも十分に摂ることが大事。

長くなったので今回はここまで。

まとめ
・プロテインを1日20g×2回摂取しよう
・鉄はNowアイアン36mg(キレート鉄)の場合:約100mg摂取しよう

次回は、ビタミンについて記事を書く!健康な生活を送ろう!

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