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誰かのひっつき虫。

今日起こったできごと一つ一つを

整理したときに思うことは、全部自分が

悪いんじゃないかってこと。


昨日の帰り、子どもたちに

「できること・できないことリスト」的な

ものを書かせてみた結果、ある生徒の

取り組み姿勢が悪くて気になっていた。

その話をきっかけに、自分で自分がどういう

人間か考えることができない人って言うのは

そもそも自分の力で物事を判断する能力が

欠けていること。つまり誰かに何か判断を

委ねられたとき、その能力が無い人は

自分にはそんな責任を負えないからと周りに

その自分に向いてた責任を転嫁しようとする。

そして自分で自分のことが考えられない人は

自分が今後どういう道に進みたいかが考え

られずに路頭に迷うか、誰かのケツを追っか

かけることで自分を見失わないようにする。

そんな姿を周りが見て「この人は○○と

いつも一緒に居るけど、一人では何も

できない。」

そんな風に思われてしまうこともあるかも

しれない。そこに個性などない。

「自分はこういう人間です」といった

周りと比べた時にちょっと違った差を

表現できることってもの凄く大事で、

企業や学校の面接試験で自己PRが

求められるのはその他の受験者との

差をいかに感じられるか、魅力的かを

図るために必要なんだって。

誰しも我が強くあればそれで良いって

わけではないけど、何か一つくらい

「これは他の人より頑張れる」的な要素を

見つけて、自分を売り出せるようにして

いけないとダメだ。

そんな自分の勝手な想像力を膨らませただけの

話をしてしまった。

ただ、その話をしてから数時間後、

クラスで授業を終えたある職員から

そのシートの取り組みが悪かった生徒が

自分の腕に傷を付けていることをアピール

するかのごとく見せてくる、凄く嫌な

雰囲気だなんて言ったような話を聞かされる。

シートの件も含めて明らかにその生徒がおかしい

と判断して折角の空き時間だったけど、

その生徒を授業から抜け出させて話を聞く

ことにした。

そしたら、2年生になって進路について考え

たりしなくちゃいけなくなったことに

相当プレッシャーを感じているようだった。

それでいて周りのストレスが溜まって困っている

友だちたちはそんな苦しい状況に陥っている

自分の気持ちを落ち着かせようとリスカを

している様子が見られて、自分もそれに

釣られてやってしまったと・・・。

そんな事情があって思い悩んでいるなら

もう少し早く言ってくれれば良かったのに。

でも、彼ら自身が一番感じていることなんだけど、

自分らが話を聞いてあげたからといって彼らの

心がそう簡単に救われるわけではない。

いろんな生徒を相手にしてきたけど、自分には

おそらくカウンセリングマインドが足りていない

と思う。理解してあげたいという気持ちは強いけど、

いざ話を聞いてあげたときに気の利いた言葉を

かけてあげられる回数はおそらく少ない。

でも、とにかく何があっても自分の身体を傷つけて

気持ちを落ち着けさせるなんて今後生きてく上で

自分のためにならないということぐらいしか

伝えられなかった。

文科省のせいで観点別評価の観点の数が減って、

そこから評価材料を見直す必要が出て結果

テストが近づいているこの時期に各教科で

レポート課題が大量に出ている。

体育大会が終わって一息つきたかった

この時期に学習面でこんだけ多くの負担が

子どもたちにかかっていたら疲れるのも当然。

自分らだって疲弊している。

でも頑張れとしか言えない。いや、少しばかし

自分が作ったレポートは負担を軽減させたりは

した。でもそれだけではまだまだ負担は大きいまま。

いろいろ子どもたちが疲れてネガティブな思考に

陥っているのは結局自分、もしくは自分ら

教員側にも十分責任があるんじゃないかって。

会議では相変わらず働き方改革うんぬんと

勤務時間をさらに減らしていこうといったような

動きが目立っていていい加減息苦しくなってきた。

これだけじゃない。もう最近仕事をしていく中で

「これはこうした方が良い」という改善を促す

ような話を全体でされたときに、その一つ一つが

全部自分に向かっている言葉な気がしてたまらない。

そう思うのはそこに該当してくるような仕事を

しちゃっている自分がいるから。だったら直せよ

って話だけど、そう簡単に直せたら苦労しねえよ。

あと最後に一つ。

今に始まったことじゃないけど、これは絶対

子どもたちの成長に繋がる大事な話だからと

思って準備した話を実際子どもたちを前に

すると全然上手く話せない自分がいる。

その理由は、そういう話題を出すことによって

明らかに拒絶反応を示す子どもが一定数

いるであろう予想がつくから。

日頃散々口の悪いこと言ってたりする

くせに、ここぞって時は嫌われたくない

思いが先行して本当に伝えたいことを

伝えきれなかったりする。

もうこういうところに自分の教師としての

限界値を感じる。

ネガティブな話題ばっかだけど本当に

最後に一つだけ。

月曜日から毎日3分間だけど素振りの

練習を部屋の中でやるようにした。

目的はちゃんとした脱力をしながらの

打ち方に慣れること。松尾さんの動画が

ここんとこ南橋本のスクールで自分が

指摘されていることに直結する内容が

続いていてちょっとヒヤッとするけど、

こんな身近に参考になるアイテムが

転がっていることに感謝をしないと。


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