見出し画像

お野菜は十分条件で坂ノ途中は絶対条件だった話。

いまから思うと、わたしは野菜の会社で働きたいわけじゃなかった。

たしかに、東京にいたときには援農に行っていたし
田んぼ借りてお米を作ったこともあったし
ずっと飲食店で働いていたから食には興味があったけど
絶対、お野菜とか農業、食に関わる仕事がしたいんだ!!!!とは思っていなかった。


わたしがざっくりとやりたかったことは
未来にあるべきものを残せるような仕事がしたい。
だったから、ソーシャルベンチャーとか、エシカルとか、オーガニック系なことしたいと思ってて業種は何でもよかった。



いまから思うと坂ノ途中を知る前から、めっちゃいい会社じゃん!っていう会社をたくさん知ってた。



ボーダレス・ジャパンも知っていたし、少しだけボーダレスハウスに住んでいたこともあった。
パタゴニアも知っていたし、辻井さんのお話を聞きに行ったり
HASUNAも知ってて、白木さんのお話も聞きに行ったこともある。
aeruの矢島さんも知ってたし、
ファクトリエの山田さんも知ってたし、
イケウチオーガニックさんも前から知ってる気がする。
農業系でいえば、マイファームさんも知ってて西辻さんの話も聞きに行った。


どの会社もホントすごいな〜と思うし、社長さんも想いを持った素敵で尊敬できる方々ばかりなのに、わたしはそこで働きたい!って思ったことがなかった。

それぞれの会社の「お客さん」、「消費者」、「ファン」では在りたいとは思うけど、自分もここでプレイヤーとして提供する側にまわって、同じビジョンの中、生きていきたい!と思ったことがない。

まあそれは単に、自分の物理的状況がそうではなかったのかもしれないし、タイミングが違ったのかもしれない。
坂ノ途中を見つけたときは絶賛就活中の時だったから、やっぱりタイミングが合う合わないもあったのかな。
でも本当にそこで働きたいと思ってたら、就活はじめた時点で上記のような会社に応募してただろうから、やっぱりそういう気持ちにはならなかったと思うし、いまでもそこで自分が働くことはあまり想像できない。



いま思うのは、野菜が絶対じゃなかったけど、野菜でよかったなって思う。
お野菜は季節が巡ってるのを教えてくれるし、品種によっても生産者さんによっても違うんだよってことを教えてくれるし、自然に左右されるからいつも完璧に美味しいわけじゃないことを教えてくれる。

そしてなにより、美味しいもんね。

みんなで食べるまかないもだいすきだから。



わたしにとって
ボーダレス・ジャパンもパタゴニア、HASUNA、aeru、ファクトリエ、イケウチオーガニックなどなどの会社さんたちは、この社会においての絶対に必要な会社だと思って尊敬しているので、いいファンでいたいし、同じ想いを持って、いい感じな社会を生きていきたいと思います。








どれも

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?