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認知の父と野球観戦その2

野球観戦1泊の旅を終え
両親は昨晩無事に
家に辿りついたそうです。

何事もなかった事だけで、
今回の野球観戦ミニツアーは
大成功だった!母と褒めあっています。

今回のミニツアーでの
父に対しての小さな目標は

①野球観戦をせめて
6回の裏の攻撃くらいまでは見て
体験する

②体力面大丈夫そうならば、翌日
近郊にある墓地へ行きお参りをする 

③我々の段取りをスムーズにさせて
百貨店で父の日常着を父自身に
選んでもらう

これらの目標も全て達成出来ました。

②については、やはりタクシーの
運転手さんに助けられて、炎天下の
お参りも速やかに済ませて、
札幌駅に戻って来られました。

②までスムーズでしたので
③のお買い物も、歩いて移動出来る百貨店の中でも椅子が多く設置されたフロアで、私の夫にいて貰い大人しく
父を待たせる事が出来ました。
(そこまででも一仕事でした)
父は疲れたのか、放心状態。

母と2人で下見をして良さそうな
モノを選び、丁度良い頃合いに
父を呼んで試着してもらいました。
一つ目の上着は今まで着た事が
無い色でしたが、とても
気に入ってくれました。
半袖シャツもついでに
試着しましたところ、
サイズもぴったりで決定。
ピース✌️までしてました。
楽しそうで本当に良かったです。

その後、乗車するバスの時間まで
かなり時間がありましたので
バス停に近づきながらお茶飲んだりと
途中まで我々も付き合い、
残りの1時間くらいで母が
もう大丈夫と両親置いて
我々も新千歳空港まで
移動しました。

その後、両親はバスで
我々は飛行機でそれぞれ
家路につきました。

今朝、父の帰宅後の様子を確認
しましたら…
案の定、野球観戦、ホテルに宿泊、
お墓参り、買い物、
全て覚えていないそうです。😅

そう言われると、悲しい感じも
しますが、考えてみると
父はしっかりと
今を生きているのです。
動物的というか、本来の
人間の姿なのでは?と
思う様になりました。

その瞬間、瞬間を「楽しい😃」、
「嬉しい!」「疲れた🥱」
と体験出来た事が大事で、
忘れても良いのです。
過去をクヨクヨする事無く、
未来を心配する訳でもなく、
冷静に自分の認知を見つめて
頑張っている父から
反対に元気を貰った気がします。

やはり最後は感謝🥲でした。

私はこの両親の子供で
本当に幸せです。

中々言えないけど、
お礼言わないと!

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