未曾有の事態に直面する教育現場からの声

いよいよ出された緊急事態宣言

内閣総理大臣の記者会見にあった

・5/6までの外出自粛
・この期限は接触を減らし感染者を減らすことが前提
・仕事は原則自宅で。難しい場合も交代勤務等で出勤者を7割削減すること
・教育環境もオンライン化のために各自治体と連携して迅速に対応

この辺りが教育現場から様々な反応が出るところかなと思います。

個人的には、これを受けて

県の教育委員会や市の教育委員会が柔軟に方針を出してくれればいいけれど、何を一番大事にしたいのかがいまいちわからないものでした。

○希望する家庭の児童は学校で受け入れ

○短時間、物理的距離を確実確保

○学年ごとに登校日を設けて全校児童を学校に登校させる時間を確保

印象として残ったのは

「先生は不死身とでも思われとるんか?」

いやもう本音はコレに尽きる

緊急事態宣言は、現場の先生には全く適応できないものばかり。

出勤で公共の乗り物だってガンガン使わなきゃいけないし

子どもと接触しないで過ごすことなんで土台は可能だし

集団を避けろと言われているにもかかわらず逆行した登校日を設けて子どもを集めるように進めているし

先生がクラスターとなりましたなんてことになるのが一番避けなきゃいけないのに。

自治体によって対応は多少差はあるはずだけど、正直これには本当にがっかりしているところ。

いざというときに、全くスピーディーに動けない職業で

本当に守らなければいけない子どもを危険に晒さなければいけない苦しさを抱えて働かなければいけなくなるとは

先生になってこんな思いをするとは思いもしなかった。

そして

自分たちの安全の保証も全くなく

マスク一つすら配布されることなく自己責任でこんなにも大切にされない存在が先生だなんて思いもしなかった。

これでこの先

公務員だからという理由で給料の削減なんてものも行われるんだったとしたら

日本はどうかしてると思わざるをえない。

こんな中でも試行錯誤してる先生たちを

教育現場を軽く見過ぎ

大げさだと嘲り笑う人もいるかもしれないけど

世界を良くするには

国を良くするには

未来を創っていく人が育たなければいけない。

そのための教育だと思うし

そのためにがんばろうとしてる人たちをどうか守って欲しいもんです。


お心遣いに感謝です。今後も励んでいきます!