見出し画像

響きの違い、響かせる場所の違い

シンガーさんの中には、英語の方が遥かに歌いやすい。
日本語になるとなぜか歌いにくい・・・という方も結構いらっしゃいます。

これは英語が話せる方、または英語の発音がちゃんとわかってる方の言葉だな・・・と!!なぜなら私がそうでないから(笑)

「愛してる」と日本語で言ってみてください。
「I LOVE YOU」と英語で言ってみてください。

この歌詞に良く出てくる二つの言葉をだけでもわかるように、
英語の方が、口の中の奥の空間を使っていることに気づきますか?

あいうえお の「う」は、お口の前の方に響きがきますが、英語のYouは、響きが奥へと続く感じがします。

コーヒーと日本語英語で言うと前。
ちゃんと通じるように発音すると、Coffee 奥です。かなり奥。

これ、どちらが良い!と言うわけではありませんが、
「歌うこと」について考えてみた時、遥かに英語の方が有利だな〜と思うんです。

ボイトレで、喉を開けると言うことは、口の奥の方を開けることを意味します。 

英語を日頃から使っている方は、な〜んにもしなくても深い響きを使うことに慣れていると言うこと。

「すでに開いている!!」

そしてこの響かせる位置の違いに気づくと、日本語の歌詞もとても楽に発声できることが多々あるんです。

AISHITERU~ の「U」を口の中の奥の方を使って響かせるとどうかな?(ゴスペラーズさんの歌ですね♪)

また、前の方で歌うとどうかな?

自分の好きな曲で良い。
まずはこの響きの違いに気づいてみてね。
そして色々試してみてね。

Day20「日本語のう・英語のU」






この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?