見出し画像

「コロナと敗戦/失敗の本質」(小林よしのり著)を読んで


先日、「コロナと敗戦/失敗の本質」👇をやっと読み終えました。


「YouTubeの運営は民間企業であり、民間企業が利用者である特定個人の言論を封じても『言論弾圧』とは言わない。『言論封殺』とは言えるが。
だが、今回の削除は、ワクチンが安心・安全だと宣伝しまくって、国民の8割にまで接種させてしまった厚労省がYouTubeと組んで、わしの言論を標的にしたという疑念がある。
だとしたら、これは国家権力による『言論弾圧』だったということになる」

ゴーマニズム宣言 SPECIAL コロナ論総括編 「コロナと敗戦/失敗の本質」p20


という箇所を読んで、思い出した動画あります。


YouTubeでの削除が『言論封殺』ではなく、『言論弾圧』であった事の証拠の一つ、手がかりの一つになるのではないかと思い、ココに記録しておきます。

公開日:2021年8月11日
YouTube Japan 公式チャンネル
【前編】河野太郎大臣 x YouTube CEO スーザン・ウォジスキ対談動画
https://www.youtube.com/watch?v=Om7sx23ceLc&list=WL&index=12


動画公開時の河野大臣の肩書(動画内表示より)
「行政改革・規制改革担当/ワクチン接種担当大臣」

当時から有名な動画だったのかもしれませんが、私がこの動画の存在を知ったのは1年程前です。
初めて視聴した時から、ワクチン禍が広く世間に周知された際には、どうしてこんな事になってしまったのか、検証材料の一つとして、歴史的資料の一つとして、この動画を保存しておきたいと思ったのですが、動画の保存方法が分からないので、とりあえず動画の字幕を自分で書き写して保存しておく事にしました。(字幕には句読点がないのですが、読みやすくする為に句読点を加えています)


7:55~ YouTube CEO スーザン・ウォジスキ(以下スーザン)

私たちはYouTubeを『図書館』のようなものだと表現します。
それは多くの意味で動画の図書館、誰もが利用できる公共の図書館です。
インターネットさえあれば、誰でもあらゆることを学べるといっても過言ではありません。
このような情報にアクセスすることができなかった世界中の人々が、新しいスキルを学ぶことができます。
これこそが、私が最も誇りに思っているYouTubeの特徴のひとつであり、最も重要視していることです。
だから、私たちはYouTubeでの「学び」に多くの投資を続けていくつもりです。

8:25~ 河野太郎ワクチン接種推進担当大臣(以下河野太郎)

もちろん、この誰もが情報を発信するということは、正しくない情報だったり、フェイクニュースみたいなものも出されてしまうわけですけども、それを受け手の方がきちんとフェイクだということが分かるような、リテラシーというものを付けていかなきゃいけないというところでも、これから重要になってくると思いますし、流れている情報がすべて正しいわけではないということを、多くの人が知るという意味でも、こう色々な情報が自由に発言されるというのは、ある程度価値があるのかなと思ってます
ただ、受け手の側のリテラシーを上げていく努力っていうのも、社会全体でやはりしっかりやらないといけないな、というのを時々感じます。

9:14~ スーザン
そのとおりです。
私たちは特に若い人々にインターネット上の情報を処理する方法を理解し、論理的に考えられるようにするための様々なプログラムを用意しています。
プラットフォームとしても努力しています。
センシティブな情報に関しては ニュース、医療、科学といった分野を問わず、信頼できるクオリティの高い情報を見つけやすくすることに注力しています
間違いなく情報を入手可能なものとするために この点に非常に注力しています。

9:51~ スーザン
「責任」は私の最優先事項です
ユーザーに高品質の情報を確実に届けるためのこの領域を「責任」と呼んでいます。
私たちはここで優れた仕事をするという責任があると考えているからです。
例えば、新型コロナウイルスが蔓延し始めてすぐに、私たちは人々に正しい情報を伝えるという大きな役割を担っていることに気がつきました。
私たちは世界の様々な保健機関と協力しています。
85以上の公共の保健機関と協力しています。
日本の内閣官房もその一つです。
また、YouTubeでは5,000億回以上のインプレッションを提供し、新型コロナウイルスについての正しい情報を得られるようにしています。
私たちは常にポリシーの更新を行い、ユーザーにとって危険な誤解を招くような、あるいは虚偽の情報を削除しています。
ですから、新型コロナウイルスに関しては、何度もポリシーを更新しています。
現時点で新型コロナウイルスの誤った情報関連で約100万本の動画を削除しています。
加えてワクチンについての誤った情報があれば、その情報も確実に削除していきたいと考えています。
直近の四半期では75,000本の動画を新型コロナウイルスに関するポリシー違反で削除しました。
基本的に新型コロナウイルス関連のポリシーは、医療の専門家たちに合意を得た情報に重点を置いています。
そのため、日本の専門家を含む様々な医療専門家と協力して、私たちの情報が現地の保健機関の意見と一致していることを確認しています。
一方で大規模なワクチン情報に関するキャンペーンも行っています。
このキャンペーンでは、日本で5,500万人にリーチし、何億回ものインプレッションを獲得しました。
これらが、私たちが力を入れているユーザーに有益な情報を届ける様々な取り組みです。
他にもまだまだありますが、これらは私たちが注力している主要な方法の一部です。

12:10~ 河野太郎
日本のワクチン接種を担当する大臣として、「若い人にワクチンを積極的に打ってもらうためにどうしたらいいか」ということを常に考えています。
日本では、高齢の方はまだまだ新聞テレビで情報を取る方が多いわけですけども、若い人は本当に新聞テレビよりもインターネット、特にYouTubeであったり、Twitterであったりというメディアから情報を得る人が本当に多くなっています。
そういう中で、このワクチンのフェイクニュースにいかに対抗していくかっていうことを、日々考えていかなければいけない中で、日本でもYouTuberと一緒にワクチンの話だったり、ワクチンに関するデマの話を一緒にやらせて(議論させて)いただいて、本当に若い人にYouTubeで届ける(リーチアウト)ことができたと思っています。
おそらく世界でも同じようなワクチンのデマというのがあると思うんですけども、YouTubeが「ワクチンを打ってください」というようなキャンペーンにどういう形で関わっているのか、もう少し詳しく教えていただいてもいいですか?

13:42~ スーザン
もちろんです。
まずはじめに、これはすべての人々が参加して協力すべき大変重要な領域であるということに同意します。
だからこそ、YouTubeはプラットフォームとして、政府や政府関係、保健当局と密接に連携し、ユーザーに正しい情報を提供するようにしています。
私たちは世界中でこうした連携を行っており、日本でも医療の専門家と蜜に協力しています。
ワクチンについては、多くの若者がソーシャルメディアやインターネット、YouTubeなどから情報を得ていることに同感です。
だからこそ、私たちは自らの役割と責任を理解し、力を入れて取り組んでいます。
そのために、私たちは若い視聴者にワクチンの価値や安全性を理解してもらうために、大規模なキャンペーンを展開し、力を注いでいます。
また、医療当局の見解と矛盾するような情報を見つけた場合、そうした情報の多くは私たちのポリシーに違反しているので削除されることになります。
今後も継続が求められることは、YouTubeを通じて発信している専門家やYouTubeクリエイターが、政府関係者や医療専門家、医師たちと協力して説明する場を持ち、誤った情報に対抗していけるようにすることです。
多くの若者がYouTubeクリエイターを信頼していますし、これは大切なことです。
YouTubeクリエイターがきちんと情報発信できるように、日本のみなさんと引き続き協力していきたいと思います。
一方で新型コロナウイルスに関するYouTube動画を見たり検索したりすると、私たちが様々な保健機関からの情報を掲載していることがわかります。
また、すべてのユーザーが情報を入手でき、それが正確であるように日本政府と協力しています。

15:47~ 河野太郎
若い世代の人がYouTubeの発信を信用するというのは、そのとおりだと思います。
だからこそ、YouTuberに積極的にワクチンについて、あるいはワクチンのデマについて発信をしてもらいたいと思って、色んなYouTuberに働きかけをしているところです。

16:13~ スーザン
大臣とはじめしゃちょーのインタビューのようにですね。
本当に素晴らしい例だと思います。
若者が自らの疑問を投げかけ、事実を把握するための新しい方法を見つけられるようにすることは、本当に良い手段だと思います。
YouTubeクリエイターが医療の専門家に取材し、その内容をユーザーに提供し広めること、これはとても重要なことだと考えています。
今後も日本の各省庁や医療の専門家の方々と協力して常に最新の情報を得ていきたいと思います。
何か新しい展開や陰謀論があれば、私たちは協力して対処していきます。
医学的な合意を得られない情報であれば、私たちのポリシー違反となるでしょう。
もちろん、治験のようなものの議論は許可しています。
私たちは医学コミュニティにおいて議論が行われ、新型コロナウイルスの新しい解決策を議論できるようにしたいと考えています。
医学コミュニティが人に害を及ぼすと判断する情報であれば、我々は共同で取り組み、YouTubeでそのような情報が拡散しないようにポリシーを定めます。

17:38~ 河野太郎
YouTubeというプラットフォームの影響力を考えると、非常に難しい判断を迫られる時があるんだろうと思います。
明らかに間違っているインフォメーションを取り除くっていうのは必要だと思いますけども、様々な議論が始まったばかりの時、あるいは議論が決着をした時、どのタイミングでどういう情報を残し、どういう情報を取り除くかという判断は非常に厳しい判断を迫られる時があるんだろうと思いますけども、やはりこれだけ影響力が大きくなったYouTubeですから、そこは科学的にもしっかりとした判断をするための努力というのを、日々やられているんだろうなと思います。
これからもYouTubeを頼りに情報発信をしていくこともあると思いますので、しっかりとした努力を続けていっていただきたいと思いますし、そういうYouTubeの皆さんが努力をされていることに敬意を表したいと思います。

18:50~ スーザン
これまでの大臣の努力に感謝するとともに、この課題が非常に重要であると私たちも考えています。
こうした理由から、今後も大臣や日本政府、保健当局や内閣官房と引き続き協力できることを嬉しく思います。
私たちはユーザーが正しい情報を得られるよう、今後も提携していきます。
そして、これが、私たちが今すべき最重要事項のひとつであることに心から同意します。
すべての人々が安全で正しい情報を得られるように、私たちはパートナーであることを約束します。

(中略)

21:36~ スーザン
新型コロナウイルス関連の情報について、日本の語り手たちについて、デジタルトランスフォーメーションについて、引き続き連携していうことを楽しみにしています。
お時間をいただきありがとうございました。

21:51~ 河野太郎
これからもどうぞよろしくお願いします。
一緒にコロナをやっつけるために戦っていきましょう。

21:59~ スーザン
これからもよろしくお願いいたします。


🍅🍅🍅🍅🍅🍅🍅🍅🍅🍅🍅🍅🍅🍅🍅🍅🍅🍅


上記動画とは関係ないですが、「言論封殺」「言論弾圧」関連情報のURLもメモしておきます。

公開日:2022年11月22日 In Fact
「厚労省やYoutubeとも連携する、『こびナビ』とは何か? 【ワクチンのファクト⑯】」
https://infact.press/2022/11/post-21065/


🍅🍅🍅🍅🍅🍅🍅🍅🍅🍅🍅🍅🍅🍅🍅🍅🍅🍅

以下は2024年3月4日に追記

件の動画の視聴回数メモ

2024年3月4日時点で11万回視聴、イイネ1388

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?