海は食糧問題を解決する
今の地球の飢餓
年に2000万人が飢餓で命を落とす。
お腹が減って死ぬのだ。
1日に5万4千人。1分に38人飢餓で死んでいるという計算になる。
1秒に0.6人。つまり、毎秒2秒間には1人、1人と飢餓で死んで行っている計算なのだ。お腹を空かせながら人が死ぬ。
地球の人口が約76億人。
そのうち約7億人が飢餓に苦しんでいるという。
7億人・・・日本国が丸々5つ分、飢餓になっている・・という状況だ。尋常ではない。
コロナで、この食糧問題はさらに深刻化すると言われている。
実際に、すでに食糧輸出国のいくつかが、食糧の輸出をストップしている。
日本の食料自給率は約40%だ。輸入が止まると途端に飢餓状態になる可能性も小さくはない。政治家も、某「お花の会」よりこの食糧問題を検討する方が先ではないかと思うが。
どうでもいいようなことにばかり、税金が使われている氣がするのは、わたしだけではないだろう。今、立ち上がって声を上げる時かもしれない。
海は400億人を食べさせる能力がある
北欧の学者の研究によると、海が健全なら(汚染のない海であれば)、400億人の人間を食べさせていけるだけの能力があると試算したそうだ。
魚や海藻など。
牛が一度の出産で産む子供は1頭。
魚は平均して数十万個の卵を生む。マグロは一度に150万個もの卵を生む。
育てるなら、牛よりもマグロを育てた方が効率が良さそうだ。
卵の孵化率は1%以下。自然界で魚の卵のほとんどが他の魚の餌になっているという。これを大事に育てる事ができれば、大いに食糧問題に貢献できる。
二酸化炭素も海の魚が鍵を握るか・・・
今は二酸化炭素の排出も問題になっている。輸送や業務活動で出る二酸化炭素も多いが、実は家庭から出る二酸化炭素の割合は全体の3割ほどになっていて、結構な割合を占めている。いずれ家庭からの二酸化炭素排出にもメスが入る可能性がある。
そんな時、魚が貢献する。
肉や穀物を食べるには煮炊き、つまり火が必要だが、海の魚はほとんどが火を通さずに刺身で食べられる。というか、刺身がうまい。
海産物の多くは、二酸化炭素を出さないで食べられる食糧だという事だ。
健康にも海産物
日本は健康長寿の国として有名だったが、それは海産物を多く摂取していたからだった。
故に、欧米では健康ブームが熱を帯びるに従って、日本食も人氣になり広がっていった。日本食の代表である「スシ」は世界の共通語になった。
欧米人の一部が日本食で健康になった反面、蜀の西洋化がおきた日本では、西洋人独特の病氣ももらってきてしまった。
日本は海洋国家に戻り、海をきれいにして、海の幸を中心とする食事に戻す事で、健康も手に入れる事ができる。そうすれば、高騰して問題になっている医療費についての解決の糸口になるだろう。
魚を食べると頭が良くなる
歌にもなった、♪魚を食べると頭が良くなる〜
これは、近年発見された、DHAやEPA、最近ではオメガ3などとも呼ばれて注目が集まっている成分ですが、このオメガ3が脳や神経の機能維持に必要な成分であり、魚を食べると頭が良くなるというのは、この事を歌っているのです。
頭が良くなるとも言えますが、脳の老化防止にも寄与するので、これまた健康寿命にも大きく関係があります。
青魚や海藻をたっぷり食べれば、自然にこれらの成分が摂取できるわけです。
海の魚が、食糧問題と健康に寄与するという話です。
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