富士フイルム Fujifilm X100Vについて思うところ(超簡単レビュー)。
皆さん大好きX100V。ほんと人気ですよね。コロナ禍の影響もあって世界的な品不足で価格が高騰してます。転売ヤーなんか30万近くの値段で売ろうとしてますもんね。そんなX100V。最近まで1年弱使っていましたが、先日売却しました。
そもそも富士フイルムXマウントシステムはX-E3から使い出して、X-Pro3に乗り換え、途中で中古のX-T2を買って売って、X-Pro3の隠された液晶の哲学に最後まで馴染めず下取りに出し、最後にX100Vを迎え入れたっていう経緯があります。
最初は小さい、レンズシャッター静か、解像度高い、と喜んで使ってたんですが、最終的には「なんか違う」感が高まってきたためドナドナした次第です。
そんなX100Vの総評はこんな感じ↓
モノとしてのクオリティーはまあまあ。X-E3以上、X-Pro3とほぼ同等。ただ、所有欲が満たされるようなものでは残念ながらない。
佇まいはライカスタイルでも、色味も操作感も、とにかく全てにおいて全く別物(当たり前)。
被せ式レンズキャップはポイント高い。もっと他のメーカーにも作ってもらいたい。ただ、落とすとすぐ傷つきます。
レンズシャッターのフィーリングはまずまず。静かなシャッターも悪くない。
ハイブリッドビューファインダーは、なんて言うか、ギミック感しかなく、実用はしない。
サイズ感最高。バッテリー持ちも特に困らない。
フイルムシミュレーション。要らん。
という感じなりますでしょうか。とにかく小さくてよく撮れる。APS-Cであることを忘れさせるバキバキの解像感はなかなかのもの。見た目のオシャレさもいいと思います。
僕の場合、ドナドナしようと決めた理由はこんな感じ↓
富士フイルムといえばフイルムシミュレーション。でも、どれも好きな色味ではないという結論に。
富士フイルムといえばライカに近いと言われるが、結局は似ているのは見た目(四角い形)のみ。
冒頭に書いた通り、今なら高く売れる。1年前に買った時よりも高く買い取ってもらえる。1年使って実質無料。
日本製カメラらしく、チープさが残る。
富士フイルムが誇るハイブリッドビューファインダー。EVFで行けるのにわざわざOVFに切り替えようとは思わない。ボディ前面の切り替えスイッチのデザインもライカの真似をしていて、「結局、すべて真似事」感が拭えない。
写真を始めると誰もがぶち当たる「ライカ沼」。高いからと言って安くて見た目が似ている富士フイルムで代用しようとするとほぼ100%後悔します。いずれはライカにいっちゃうんだから、貯金して最初からライカ買ったほうが10000倍いいです。
X100Vは下取りに出し、ライカQ(typ116)の美品を購入しました。ものの作り方、質感が桁違い。フイルムシミュレーションなんて小賢しいことしなくてもライカの色味の方が断然良い。個人的な感想です。
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