ミニマリストの欲望

海外在住、自称なんちゃってミニマリストの欲望を満たすための試行錯誤の記録です。

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最近の記事

子供撮影にはほぼ完璧! キャノン EOS R8 レビュー。

子供の写真撮影が主な目的で導入しましたキャノンR8。しばらく使い込む機会を得ました。今回はその感想をまとめます。 期待通りまたはそれ以上 注目のAF性能 R6 MarkIIと同等のオートフォーカスが搭載された本カメラ。最初にカメラ屋で手に取って店内で試し撮りをした時は使い方も熟知していないこともあり、「正直どうなんだろう」と思ったのですが、実際に子供や家族の写真を撮る場面になるとこのカメラのAF性能はかなり高いことがわかりました。AF枠は最大のものを選び、サーボモード(C

    • 国産フルサイズカメラを手にし、さらに募るマイクロフォーサーズへの想い

      僕がキャノン(キヤノンだよ!というツッコミは不要です) EOS R8を購入して良かったことがたくさんあります。 はじめに まずは当然ながら高感度耐性が高く、AF性能も最新なので躊躇なく子供の写真が撮れること。本来の目的はこれ。でも、意外なことにこれ以上の影響が出てきたことに気づいています。 マイクロフォーサーズ周り 正直なところ、R8を買ったらオリンパスE-M1 Mark3は売却しようと考えていました。ボディサイズはほぼ同じだし、撮れる写真の精細さ、高感度耐性は明らか

      • キャノン EOS R8 とりあえずサクッとレビュー。

        手元にR8が来てしばらく経ちました。仕事などが忙しく、なかなか使い倒す機会がないので主に室内で試し撮りをしています。今日はファーストインプレをお伝えしようと思います。 サイズ感 R6 MarkIIを持ってみてそのサイズ感に幻滅したのでR8に落ち着いたというのは前回の投稿に書いた通りです。一方、R8はかなり持ちやすいです。しっかり指がかかるし小指があまることありません。それでいて筐体サイズはマイクロフォーサーズ機であるE-M1 MarkIIIとほぼ同じです。サイズ感は期待通

        • 国産メーカー・フルサイズセンサーミラーレスカメラデビュー: キャノン EOS R8を購入しました。

          宣言しておりました通り、先日ついに国産メーカーフルサイズセンサー搭載ミラーレスカメラを購入しました。選んだのはキャノンEOS R8です。どうしてこのカメラを選ぶに至ったのかをお話しさせてください。 そもそものお話 僕はすでにフルサイズカメラを2台所有しています。1台はライカM型機であるLeica M typ240。レンズ交換式レンジファインダーカメラです。2年前に購入しました。娘が産まれた年に購入した初めてのライカということもあり、とても愛着が沸いています。そしてもう一台

        子供撮影にはほぼ完璧! キャノン EOS R8 レビュー。

          やや癖はあるがコスパ高!Panasonic Lumix 45-150mm F4.0-5.6 ASPH.レビュー。

          毎回恒例 散財の言い訳 僕の常用ズームレンズはM.Zuiko 12-40mm F2.8 PROですが、望遠端の換算80mmではやや遠くの物を撮影するには物足りなく感じていました。マイクロフォーサーズの画質ではクロップ耐性が低いとも感じていて、それなら一本望遠レンズを追加してもいいかも?と思い出した訳です。 とはいえ、以前の書き込みの通り、今年は国産メーカーフルサイズ機を導入したいのであまり予算がありません。 なので、10万円前後のレンズはそもそもそも考慮しませんでした

          やや癖はあるがコスパ高!Panasonic Lumix 45-150mm F4.0-5.6 ASPH.レビュー。

          Wotancraft ヴォータンクラフト "Pilot" Travel Camera Bag カメラバッグ

          最近、台湾のメーカーであるWotancraftのカメラバッグを導入しましたので感想を書いてみます。(2024/2/20更新:日本語表記をウォータンクラフトからヴォータンクラフトに変更しました。) 購入した経緯 これまではPeak DesignのEveryday Sling 6Lを使ってきました。特に大きな不満はなく2年ほど使ってきたのですが、最近になってそのサイズ感がやや大きすぎると感じるようになってきました。僕は原則カメラにレンズを1本だけつけて撮影に出かけることがほ

          Wotancraft ヴォータンクラフト "Pilot" Travel Camera Bag カメラバッグ

          久しぶりにライカQ typ116を持ち出してみた話。

          相変わらず国産フルサイズ購入計画は着実に(?)進んでいるのですが、まだ購入には至っていません。CP+ 2024が今月末に開催されることや、今は何かと物入りで、カメラなんか買ってる場合じゃないなんていうのが理由です。とはいえ、娘の誕生日がもうすぐやってくるので、お誕生日パーティーの写真はできればフルサイズ機で写真撮影をしたいとは思っています。 ということで、今日は国産フルサイズ機はまだ手元にないので、所有するカメラの中から久しぶりにライカQを持ち出して感じたことをお話ししよう

          久しぶりにライカQ typ116を持ち出してみた話。

          2024年、国産フルサイズを買う?!

           ここ最近オリンパスOM-D E-M1 Mark3を相変わらずほぼメイン機的な位置付けで使っています。先日買ったPanasonic Leica 9mm/F1.7も楽しんで使っています。今のマイクロフォーサーズの機材はある意味僕にとっての理想形・最終形です。焦点距離も僕が必要な分はカバーできているし、所有欲を満たすカメラだし、何より小さいシステムで持ち運びに困りません。  本当に満足してはいるんです。マイクロフォーサーズ機としては。まじで。 今年の目標 実は、新年を迎える

          2024年、国産フルサイズを買う?!

          Panasonic LEICA DG SUMMILUX 9mm/F1.7 ASPH.レビュー

          はじめに - 散財に纏わる言い訳から 誰ですか、僕に「マイクロフォーサーズの単焦点レンズは粒揃いだ」と唆したのは。誰ですか、「ズームレンズの欠点を補うには明るいプライムレンズがいい」と耳打ちしたのは。誰ですか、「レンズは資産だ」という最もらしい誘惑をしてきたのは。 はい、そうです。単焦点レンズを買いました。今回購入したのはパナソニックが出している通称パナライカの超広角レンズ9mm/F1.7です。 このレンズを購入するにあたり、本来はE-M1 Mark3と一緒に購入したO

          Panasonic LEICA DG SUMMILUX 9mm/F1.7 ASPH.レビュー

          オリンパス OM-D E-M1 Mark3 実戦投入レビュー。

          前回とりあえずレビューしましたオリンパス OM-D E-M1 Mark3ですが、今回家族旅行に持って行くことになったので、じっくり使ってみた率直な感想を書き記そうと思います。 いきなりで恐縮ですが、気に入らなかったところから。 残念な点 12-40mm F2.8 Proレンズでは夜は厳しい 前回書いた通り、ヒストグラムに気をつけて、ISOを100〜200にしておくとかなりノイズが気にならない写真が撮れます。しかし!夜はそんなにISOを落としておくわけにはいきません(補足

          オリンパス OM-D E-M1 Mark3 実戦投入レビュー。

          オリンパス OM-D E-M1 Mark3とりあえず短期レビュー。

          早速E-M1 Mark3(以下E-M1と略します)を数日使う機会を得ましたのでいろいろ試してみました。結論から言いますと、このカメラは今まで使ってきたカメラ達とはかなり使い勝手が違うと感じました。今日はそのお話をします。 最初の印象はよくなかった カメラが届き、ウチでいろいろ試し撮りしたぶんには、これスゲ〜!、手ぶれ補正マジ最強〜!、さすがフラッグシップ〜!画質も全然使える〜!ってな感じで、こりゃいい買い物したわ!と満足していたわけです。それから数日後に仕事で一泊する機会

          オリンパス OM-D E-M1 Mark3とりあえず短期レビュー。

          オリンパス OM-D E-M1 Mark3を導入

          GR IIIxを手放す決断をした時から始まりました新規代替機種導入にまつわるカメラ沼の中での足掻きが次の章へと突入しました。 この度招き入れることになったのはタイトルにもある通り、オリンパスの旧型フラッグシップ機であるOM-D E-M1 Mark3です。中古良品のレンズキットで購入しました。レンズは神レンズと言われる12-40mm F2.8 Proレンズです。 なぜオリンパスこのカメラにたどり着いた経緯は実はかなり前に遡ります。仕事で滞在していたギリシャのアテネの家電量販

          オリンパス OM-D E-M1 Mark3を導入

          早くもお別れ! Nikon Z50 (最終レビュー)

          結論から申し上げますと、先日購入したばかりのNikon Z50をドナドナすることにしましたので、どうして売ることにしたのかを書こうと思います。 買った当初は前回の記事に書いた通り、コンパクトなサイズ感、沈胴式で写りの良いキットレンズに満足していたのですが、しばらく使い込むにつれていろいろな点が気になるようになりました。 安っぽいカメラはやっぱり嫌! 最初に気になったのはプラスチックの安っぽい質感です。やはりこのカメラには「所有感を満たすポテンシャル」のようなものは皆無で

          早くもお別れ! Nikon Z50 (最終レビュー)

          Nikon Z50 とりあえず短期使用レビュー

          Z50を購入して1週間ほど経ったので、これまで使ってみての感想を書き残そうと思います。 結論から言うと、「こやつ、なかなかやるな」という印象です。 具体的な評価は次の通りです。 サイズ感・・・◎  冒頭の写真はライカQと並べてみたものです。アイカップの位置で合わせたのでボディの位置がちょっとチグハグですが、レンズ先端までの距離はZ50の方が小さいです。これでフルサイズだったらなお良かったですが、サイズ優先であればレンズも含めてAPS-Cのサイズ感に軍配が上がるのは間違

          Nikon Z50 とりあえず短期使用レビュー

          Ricoh GR IIIx 後継機種としてNikon Z50を導入。

          普段なるべくカメラを持ち歩くようにしています。ふとした時に遭遇する綺麗な光や景色をスマホ画質以上で記録したいからです。 これまではリコーGR IIIxを使ってきました。思い起こせば、GRシリーズはGR Digital IVに始まり、GR III、そしてGR IIIxという流れで来ています。GR Digital IVを購入した時にはカメラの使い方をよく理解せずに使っていたためすぐに使わなくなりました。(その後、不注意から地面に落としてしまい、レンズが戻らなくなってしまったので

          Ricoh GR IIIx 後継機種としてNikon Z50を導入。

          資産としてのカメラ機材

          カメラ機材が資産になるか、投資対象になるかと聞かれれば、基本的には「なりません」というのが正解だと思うのですが、昨今はそうとも言い切れない状況です。 マップカメラから購入アイテムの買取価格更新メールが最近よく届きます。対象のアイテムはリコーGR Digital IV。ちょうど10年前に購入したコンデジで、残念ながら今は手元にはもうありません。32000円ほどで購入したCCDセンサー搭載のこのカメラ、今は38000円ほどで買い取ってもらえるようです。10年使って6000円貰え

          資産としてのカメラ機材