ミニマリストを目指す人におすすめしたい書籍6選

こんにちは、子育てミニマリストのメメです。
我が家では家族でミニマリズムを生活に取り入れています。

ミニマリストと聞くと、「モノを捨てること」にばかり焦点が当たってしまい、「私には無理」「真似できない」といった声も耳にします。
しかし、私の考えるミニマリズムとは、「大好きなモノに注力するため」に好きでも嫌いでもないモノを排除することだと思います。
「モノを持つこと=悪」ではなく、「モノと真剣に向き合わないこと=悪」だと思います。

モノを捨てるという行為は、モノと真剣に向き合った結果の行動になります。
捨てるのは勿体無いと言う人もいますが、捨てずに使わずにとって日の目を見ない方が勿体無いです。

ミニマリズムは万人におすすめできるライフスタイルです。
「モノが少ない人=ミニマリスト」ではありません。
モノの少なさを競うことは本質的ではありません。
ミニマリズムの本質は、「自分の本当に好きなモノ”だけ”に囲まれて生活すること」だと思います。

今回は、そんなミニマリズムを取り入れたいと感じている方におすすめの書籍を紹介していきます。
書籍紹介の文末には私のTwitterの投稿を載せています。

おすすめの書籍

・より少ない生き方

アメリカのミニマリスト、ジョシュア・ベッカー氏によるミニマリストになるための考え方が詰まった本。家族持ちの方にもおすすめしたい一冊です。

著者は、ある日曜日に昼過ぎまでガレージ整頓に時間を費やし、子どもと遊ぶ時間が無くなっていることに気づき、モノを減らし、ミニマリストになることを決意します。
著書の中でも、ものをいくら買っても幸せにはなれないとあります。
幸せを感じるためにはものは必要ありません。
見栄のためにお金を使うのではなく、自分の本当にやりたいコトや経験にお金を使ってみてはいかがでしょうか?

・手ぶらで生きる

子どもの頃は欲しいものはなんでも手に入るような「マキシマリスト」として育った、ミニマリストしぶさんによる著書。
冒頭ではしぶさんの持ち物や一日の流れなどが写真付きで紹介されています。

生活必需品として考えられている、冷蔵庫やテレビを持たずに月7万円で過ごしているそう。
特に印象的なのは、「ミニマム・ライフコスト」という考え方。
これは、毎月かかる必要最小限のコストのこと。
これを把握しておくだけで、最低限自分がいくら稼げれば生きていけるかを「数字で理解」でき、「お金の不安」からてぶらになれる

ミニマリストになるコツが50個、列挙されていて読みやすい本です。
普段、読書する時間が取れない方も2,3日もあれば読めると思います。
ミニマリストしぶさんはYoutubeでも活躍されているため、興味のある方はこちらもご覧ください。

・月10万円で より豊かに暮らす ミニマリスト生活

私が普段、試聴しているミニマリストYotuberのTakeruさんが書いたミニマリストの心構えが詰まった一冊。
持病のため収入も恋人も失い、人生どん底の状態からミニマリストの考え方に出会い、今では数々のミニマリストのルームツアーや汚部屋の片付けなど活躍されています。
この本には月10万円でも豊かに暮らすためのマインドセットがまとめられています。

Takeruさんの二冊目ではミニマリストがよく使っているアイテムが紹介されています。
モバイルバッテリーと充電器が一体になっているアイテムなど、モノの数を減らすコツが詰まっています。

Youtubeでは色々なミニマリストのルームツアーやお片付けの動画を”毎日”配信されています。
私たち夫婦もよく一緒に見させていただいています。

・ぼくたちに、もうモノは必要ない。

ミニマリストの火付け役とも言える佐々木典士さんが書かれた、ミニマリストの考えが詰まった一冊。
冒頭では、色々なミニマリストの暮らしが写真付きで解説されています。

モノを減らすことで得られるメリットは無限大。
他人の視線や見栄を手放し、あらゆる束縛から自由になる。

自分が暮らしていく上で必要なものは既に揃っており、いつでも幸せを「感じる」ことができる。
今、この瞬間を大切に過ごし、今あるモノに感謝することがミニマリズムの本質。

・News Diet

News Dietはニュースが私たちに与える影響についてまとめられています。
著者は、ニュースは私たちにとって重要なこと(影響の輪の中)ではなく、興味をそそられること(関心の輪の中)を報道していると主張しています。
大抵のニュースは中身がなく、話題だけが一人歩きすることが多いです。

ニュースを断つと大事な情報も見落としてしまうと不安になるかもしれませんが、我が家ではニュースを見なくなってから1年ほど経ちましたが、困ることはほとんどありませんでした。
むしろ、ニュースを断つことで不安感や恐怖心、無力感から解放され、自分の影響の輪の中の事柄に集中できるようになりました。

最近は電車やバスの中でもニュースや広告を目にすることが多くなり、無意識に情報が入ってきます。
ニュースや情報を意識的に減らすことで、思考がクリアになるので興味のある方は試してみてはいかがでしょうか?

・エッセンシャル思考

自分のやるべきこと、したいことに集中するために、それ以外のことを徹底的に排除する思考法が詰まった一冊。
他のミニマリストの本とは少し違い、思考方法のミニマリズムについて書かれています。

How to本では文章では理解しづらいことも、本書では図解で視覚的にわかりやすく解説されているため、イメージとして捉えやすいです。
普段の生活だけでなく、仕事にも役立つ考え方がまとまっているので、一つのことに集中したい方におすすめの一冊です。

まとめ

今回はミニマリストを目指している方、既にミニマリストで新しい考え方を取り入れたい方に向けて私が読んだ書籍を紹介してみました。

ミニマリストという生き方は万人におすすめできると思います。
人は誰しも好きなモノで囲まれたいと思っているます。
それは人間の根源的な欲求です。

しかし、大量消費社会の現代ではモノだけでなく自分には無関係な情報で溢れています。
モノや情報は意識的に減らさない限り、無意識に増えていきます。

ミニマリズムは自分の本当に好きなモノにだけ囲まれて暮らせるように、それ以外のものを手放す生き方です。
見渡す限り自分の好きなモノで囲まれている、というのはとても素敵なことだと思います。

お片付けで活躍されている、近藤麻理恵さんも「触れてときめくもの”だけ”を残す」事を基本とされています。
これはミニマリズムの本質をついていると思います。

今一度、身の回りのものに関して見つめ直して、好きなものだけに囲まれる生活を目指してみてはいかがでしょうか?

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