小説 機動戦士ガンダムSEED FREEDOM(上) -後藤リウ-

先日映画の機動戦士ガンダムSEED FREEDOMを観てきたのですが、大満足でした。
そして小説版には、映画で出しきれなかった、細かな設定が楽しめるとのことだったので、読んでみました。

結論から言うと、裏話だけでなく、キャラクターの心理描写がしっかり描かれており、また映画を観に行きたくなりました。

本書の感想からは外れますが、SEEDの放送当時、中学生だった私は、人間ドラマガン無視でモビルスーツの戦闘シーンが観れれば満足でした。「くよくよしてないで、早よ戦え」と思っていたくらいなので、今思えば私もブルーコスモスみたいなものでした。

それが数十年経ち、映画や小説で心理描写やそこから生まれる行動を楽しめるようになったのは、自分も成長したのだなぁとしみじみ思うのです。

SEED直撃世代は私のように、自分の変遷も含めて楽しめるかもしれませんので、是非とも、映画も小説も観てみて欲しいと思います。


この記事が参加している募集

#読書感想文

189,937件

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?