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写真旅行記 台湾① 〜脳細胞が喜ぶ〜

パラレルワールド台湾


台湾は2018年に母親とトルコ旅行をする時に、トランジットで降り立ったことがある。小籠包、マンゴーかき氷、お茶のお土産などを買って、数時間だけれどとても楽しみ。

街並みや人に懐かしさと、レトロ感があり、タイムスリップしたというよりは、日本もこうありえたかもしれないというパラレルワールドだと感じたのをよく覚えている。かき氷を食べたときも、地元の人が「こっちに並ぶんだよ」みたいに教えてくれて、人が親切だったのも印象深い。

チャイナエアラインは、ポケモン推し。おまけでピカチュウのメモ帳までもらえる。
台湾は石垣島のちょい先だから、フライト時間は行きは3時間、帰りは2時間半だった。機内では映画もきれいな画質で見られて、あっという間。『シン・ウルトラマン』を見る。中国語だと『 新・ 超人力霸王』となる。

空港でまずは、デビットクレジットカードを使って、ATMで現金を下ろす。
デビットカードだと、即座にいくら日本円で使ったかわかるので便利。
そしてSIMを購入。10日間でデータ使い放題500円(約2500円)。
パスポートをコピーして、サイン2箇所して手続きは一瞬。
電車やバス、自販機などでも便利に使えるSuica的なICカードも購入。駅でチャージ。

海外に降り立って、しばらくはオロオロしたが、ここまでするともう無敵、という感じ。

台湾のICカード、悠遊カード(EASY CARD)、iPassの関係は、SuicaとPasmoみたいな感じでほぼ同じみたい。

個人的に、
・デビットクレジットカード
・SIMフリーのスマホと現地のSIM購入
・Google Map
・Skayscannerなどの航空券検索アプリ
・Booking.comや、Agodaなどのホテル予約アプリ
・Uberなどの配車アプリ

あたりは神器で、これらが出揃ったことで、海外旅行は本当に簡単になったと感じる。(モバイルWi-Fiもなかった頃は、地図をデジカメで撮影してそれを確認しながら旅したりしてそれはそれで味わい深かった)

電車で台北(タイペイ)へ。空港からのアクセスも簡単で嬉しい。電車一択。

夜に到着。台北駅から徒歩でホテルに向かう。
来る前は、旅欲もずいぶんと落ち着いてきたよなと思っていたら……
なんということでしょう。たくさんの漢字に囲まれるだけで……
信号機が違うだけで……(赤が近くなると駆け足で動いてかわいい)

とっても嬉しい!!

いつもと違う文化が、脳細胞の隙間に染み渡っていくような感覚。
脳細胞がわくわくと躍動しているのがわかる。
どうでもいい夜道を歩いているだけなのに、笑みがこぼれる。

翌日の朝。ホームレスの状況はどこへ行っても気になる。日本より優しいのか、駅前でも排除されてない。
朝ごはんを買い求める人々。なんでもない風景だけど、異文化の人の営みがとても新鮮で嬉しい。
友人と、その友人のお子さんと3人で、1日だけご一緒させて頂くことに。台湾のSuica的なICカードは立体や、キーホールダー型などバリエーションが豊富。こちらはタピオカみたいな、ぷにぷにが詰まっているけど、ちゃんとチャージもタッチもできて面白い。
朝ごはんは、2人の行きつけの店『永久豆漿』へ。何度も台湾に来ているから、店員さんのことすら覚えているのがすごい。こちらは朝ごはんの定番、鹹豆漿(シェントウジャン)。豆乳をやわらかく固めたものに、揚げパンのような油條(ヨウティアオ)を載せて。
こちらも定番の蛋餅(ダンピン)。チーズや卵やハムなどトッピングを選ぶ、クレープのような料理。鉄板でアツアツだからおいしい。どうしても漢字が「蚤」に見えてしまうが……

味覚のデトックス

ここで思ったのは、味がとっても優しいということ。豆乳も、鹹豆漿(シェントウジャン)もするかしないかのぎりぎりの味付け。個人的に日本のラーメン屋さんなどは、味付けをやりすぎていると思うことが多い。旨味天国にいると、何が標準なのかわからなくなる。舌を整えるために台湾に来てもいいのかと思った。台湾で日本のラーメン屋は大流行してるけど……。

九份(きゅうふん、台湾読みでジョウフン)へまずは電車移動。

九份へ。交通機関がわかりやすい!

空港や、コンビニで買ったICカードがあれば、電車もバスも大抵それで乗れる。交通機関がシンプルでわかりやすい。時刻表などの便利なアプリもあるし、時間も正確で助かる。

(空港まわりも発展しているから仕方がないけど、ぼくは久々に成田で降り立った時に、どの電車に乗ったらいいのか絶望してしまった)

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