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デザインは誰にでもできる。日常の視点をちょっと変えるだけ。

なんでそんなに色々とアイデアが浮かぶんですか?

やっぱり才能ですか?

と、YouTubeを見てくださった方から質問をいただくことがあります。

答えは、全然そんなことないです。

特別な才能が無くても、アイデアやデザインは誰でも出せます。

ここでは一般的にハンドメイドで稼いでいきたいと思っている方がアイデアやデザインを出せるようになるためのヒントとなる内容でお話したいと思います。

ポイントは3つです。

1、リサーチ

デザイナーが実際に行っていることは、常に市場を見ること。それからそれをデザインに活かすことです。

2、アウトプット

ただ目で見て、「へ~」と思うのと、実際に言葉として発信できるようにまとめるのでは、自分自身の理解の深さも全然違ってくるので、アウトプットは重要です。

3、1,2をもとにデザインを起こす

自分だったらよりよくするためにどうするか?

あの時見たあの雰囲気で、あれを作ってみようかな。

足したり引いたり。

などなどを考えていきます。

私がいた会社では、毎週月曜に朝礼があり、それぞれがリサーチしてきたことを報告する機会がありました。

これはすごく意味があることだと思います。自分で思っているだけではすぐに忘れてしまいますし、頭で考えているだけよりも言葉にするためにまとめたほうが、考えが整理されますし、より落とし込むことができます。

とはいえ、あまり難しく考える必要はありません。

まずは普段のお買い物のときに、楽しみながらいろいろな視点で見てみるだけでOKです。

「それを自分だったら、よりよくするためにどう変えるか?」(参考にするのと全く同じものとしてコピー商品同然でパクって売るのとでは違いますので注意してください)

浮かんだアイデアを描きだしてみたり、誰かに話したりします。

それから製品にして販売をしていく。

それを繰り返します。

私も特別な才能があって、ポンポン勝手にアイデアが浮かんでくるなんてことはありません。

私の周りのデザイナーの仲間もそうです。

繰り返しリサーチをしています。

どんなものが売れているか、カラーは?形は?素材は?価格は?

ハンドメイド作品だったらどうするとよさそう?

そしてデザインに落とし込む。

ざっくりとですが、そんな感じです。

これを繰り返していると、やろうとしなくても、買い物に行くと自然にそういった視点で考えるようになっていきます。

特別に努力をしなくても自然な流れでできるので、楽しく買い物しながら、アイデアも浮かぶようになっていくのです。

私は、スーパーにいるときでも、散歩をしていても、ぼーっとしているようでの頭の中で料理以外のことを色々と考えています(笑)

例に出すと「散歩中に植木鉢を見て、この形はバッグにしたら面白そう」とか、スーパーで「このパッケージの雰囲気はあの商品に使うのにいいかも」とかそんな感じです。

まずはそんな感じで、生活の一部からでOKです。

もちろんインターネットでも大丈夫です。

最近は、緊急事態宣言などによりショッピングには行けていないですが、私の場合は、実際に見るほうが五感で感じることもできて刺激も受けられるし、気分転換にもなるので好きです。

これを繰り返していると、あなただけの面白いアイデアが浮かんでくると思います。

ぜひ、今日から、いろんな視点で見てみてください。


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