人生を理解できるほど生きていない

ここ最近、いろいろあって頭の中の整理が追いついていない状態です。
なので、頭の整理も兼ねて、少し文章を綴ってみようかと。

コロナ陽性者になり、少し寝込んでいました。その後、徐々に回復してきて思うことがあります。

「人生ってなんだろ?」

なんだか重い感じですが、そうでもありません。
自分としては、時々考えることだからです。

まぁ、普通の人からすればおかしいかもしれませんが、自分にとってはそんなにおかしいことではありません。

「来週の日曜日、何しようかな」くらいの感覚で、「自分の人生ってなんだろ?」って考える変態なのです。

自分の変態性は、傍に置いておいて……。
何が言いたいのかというと、「自分は何者で、何がしたくて、どうなりたいのか」を考える機会があったということです。

そこで、とある考えにたどり着きました。

「人生を理解できるほど、人生を生きていない。じゃあ、考えてもムダじゃね?」ということです。

自分は哲学者でもなければ、作家でもありません。
人生を考え、体現していく1人の人間ではありますが、答えを見つけれるほど人生を経験していないのです。

「考えてもムダ」と聞くと、どこか諦めのように見えるかもしれませんが、そうではありません。
「考える」ことに意味はありますが、「答え」を導こうとすることはムダだと感じるんです。

自分の人生に答えを探そうとすると、頭が混乱する。
自分は幸福になるべきだと考えると、胸が苦しくなる。

「人生に意味があるのか」なんて自分にはわかりません。ただ、言えることは「考えることに何か意味があるのだろう」ということです。

いろいろな感情と損得が入り混じり、自分の人生を形作っています。
それをただ観て、どう生きたいのかを考えていくことが、自分にとっての理想なのではないかと。

人生に答えはない。人生を考える過程に、答えのようなボヤッとした大切なモノがある気がする。

そんなことを思った今日この頃でした。

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