コミュニケーションの真髄

相手の行動で自分が傷ついたり、違和感があったりしたときにどう行動するかが大事だと思っています。

たとえば、妻である自分に対する夫の行動がイヤだったとします。
もう少し具体的にしましょう。
起床した私(妻)は、リビングに行き、朝食を作ろうとしました。しかし、キッチンの流し台には、身に覚えがない食器や食べ残しが散乱していました。夫の姿はキッチンにはありません。

妻:えっ、なんなのコレ!?絶対、昨日の夜に(夫が)夜食を食べたでしょ!

思わず、声を出してしまいます。

このとき、妻には夫に対する嫌悪感があります。これは、誰でも起こりうる普通のことだと思います。嫌悪感を持たない人もいますが、そこは問題ではありません。問題なのは、この後の行動です。

ここではわかりやすく、2パターン挙げてみます。

①「もう最悪!どこいった!?」と相手を責める気持ちになる
②「えっ、何かあったのかな?」と相手の立場で考える

①のパターンの人はその後、夫を見つけるや否や夫を責め立てる言葉を浴びせることは、想像できます。
②のパターンの人はその後、夫を見つけると「リビングどうしたの?何かあった?」と相手の状況を知ようとするのではないでしょうか。

何らかのことが起こったとき、「目の前の状況だけで正誤を判断しようとする人」と「状況を確認しようとする人」がいます。
言い換えれば、「自分のことしか考えない人」と「自分と相手のことを考える人」がいます。

今日、これと同じようなことがありました。

コチラの事情を一切確認せず、一方的に責める言葉を浴びせられました。意図せず伝わってしまったコチラにも非はあります。とはいえ、自分だけの問題ではないと確認して言えます。
「なぜそんなことをするんですか?」と一言あれば、誤解が生まれることもありませんでした。

何かあったとき、相手の状況を確認すれば、多くのことは納得できます。
先ほどの例でいうと、夫が食べ終わった後に強烈な体調不良に襲われたかもしれませんし、片付けようと思っていた矢先に妻が見つけてしまったのかもしれません。

「リビングの食器と食べ残し、どうしたの?」と事実と状況を確認すれば、責め立てる妻はいないはずです。

どうしても、感情的になってしまう自分の戒めと思い、この記事を書きました。相手のコミュニケーションの表面的なところだけを見たので、誰かに伝えたくなりました。

以上、戯言でした。

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