角野栄子さんの『魔女の宅急便』で学ぶ~2023年「経済財政運営と基本方針」

多くの人達に知られている『魔女の宅急便』。キキがひとり立ちの時をむかえる場面では、お母さんのコキリさんと娘のキキの会話が丁寧に書かれています。お母さんが魔女で、自分が10歳になったら魔女になるかどうか決めなくてはならない、という決まりがあるのです。

慣れないほうきで飛んで、もし失敗したらどうするの。はじめがかんじんなのよ。

だからこの一年で、なんとか自分の生きかたを見つけなきゃ。

魔女の宅急便

その二人の気持ちをそれぞれ汲み取り、塩梅(あんばい)よく入ってくるお父さんのオノキさんは、お母さんから告げられた「決まりごと」以外で、キキが欲しがっているものを与えてくれます。

さて、それは何でしょうね?


日本のことも、こんな感じで知っておくことが、自分にとって大切なのです。




参照:『新装版 魔女の宅急便』 角野栄子  (角川文庫)