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【制作日記 #2】櫻井「脚本の会話書くのむずい」知人「映画見ようぜ!」

私たちの制作日記です。
自主映画完成に向けてどのように動いているかを記事にしてみます!

今回の執筆担当:櫻井

現在進行形でじ次回作、じじ次回作、そしてその先までアイデアはあるのに脚本作りがうまく進んでいない櫻井です。
久々の休暇で映画好きな知人とこんな話になりました。

知人「ってか映画見たくね?(知人はアホの子です)」
櫻井「いいんじゃない?」
知人「櫻井、映画詳しいだろ? お題出すからさ、それに沿った映画、GEOで借りてこようぜ。それがつまらなかったら櫻井の奢りな」

などと無理難題を突きつけられました。

ですが、最近、脚本執筆も会話の面で煮詰まっていて、他の映画の会話を参考にしようと思っていた僕にはぴったりの遊びだったのかもしれません。

櫻井「機械的で、無機質な会話を描きたい」

といった思考でしたので、殺人鬼などのサイコパスチックな会話を参考にしたかったのです。
そして出されたお題(2本分)が以下の通りです。

1.動きじゃなく会話で笑わせる面白いコメディ映画
2.ジャニーズが主演の面白い映画

はい。僕の淡い希望は消え去りました。

ジャニーズが殺人鬼やる映画!!!どこにあんだよ!!!!コメディ!!!!コメディっておい!!!こっちは無機質な会話求めとんのじゃコラ!!!!!

取り乱してしまいました。

とりあえず1本目のお題に応えましょう。

『ドクター・ドリトル』
エディ・マーフィーの代表作ですね。
近年リメイクされたこともあってオリジナルをもう一度見てみたい作品でした。
内容は動物と喋れる医者が動物たちとわちゃわちゃするわかりやすいコメディ映画ですね。動物たちとの会話劇で笑わせるというお題にぴったりの映画でした。
又、家族で楽しめる映画であり、金曜ロードショー等で子供の頃よくテレビで観たのを覚えています。
今見るとこの時代のコメディ映画は人種問題やセクシャルマイノリティをネタにしてて今の時代に合うような笑いではなくなったのですが、笑いという感情ひとつとっても年々進化して行くということですね。

そして問題の2本目。僕もGEOのDVDコーナーをグルグルと徘徊し、探しておりました。
たまに赤いカーテンの向こう側に行き、頭を休めながら探しました。

そして……
あったぞ!ジャニーズが主演で殺人鬼をやる名作映画が!!!
それがこちら。

『ヒメアノ〜ル』
V6森田剛主演。古谷実の同名漫画を映画化した作品です。
まさにサイコパスチックという人物像を描こうとする僕にはぴったりな映画で、安易にナイフを舐めさせてヤバさを表現したり、自分を自傷し、赤ちゃん言葉を使ったりして殺人鬼を描くのではなく、僕たちの日常をゆっくりと浸食していく恐怖という形で上手く殺人鬼というものを描いております。

櫻井「いやー非常に参考になった。これで次の脚本も上手く書けそうだ」
知人「二本とも面白かった」
櫻井「満足してくれてよかったよ」
知人「じゃあ、割り勘な(100円チャリン)」
櫻井「……」

なんか納得いかないのは僕だけでしょうか?
まあ、脚本制作のいい刺激になったので良しとしましょう。

そんな感じで、この調子でバシバシ脚本書いて、制作活動に励んでいきます!

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