
「やりたい」にも、段階がある。やりたいこと探しで辛くなった方に伝えたいこと。
先日、川島彩さんのデザイナー起業塾コミュニティにて、「やりたいことを思い描く、広げるワーク会」を開催しました。
今回の記事は、「やりたいこと」がテーマです。
・やりたいことがわからない
・やりたいことが多すぎて、時間がない
・やりたいのにやれないことがしんどい
・やりたいけど、やってみてダメだったらどうしようと不安になる
など、「やりたいこと」と聞いて心がざわつく方や、今年一年を明るい気持ちで過ごしたい方の参考になれば幸いです。
「何かに打ち込む姿」ってかっこいい。でも・・・
これを読んでくださっている方は、「やりたいこと」と聞くとどんなことを思い浮かべますか?
私は子どもの頃、「小さなやりたいこと(←漫画読むとか、絵を描くとか)」はたくさんあったけれど、「大きなことをどうしてもやり遂げたい!!」という感覚はあまりなく、「一つのことに集中して、突き進んでいる人ってすごいなあ」と感じていました。
(私の中ではイチローさんのイメージ)
イチローさんの姿を見て、「自分も、あんなふうに一心に何かに取り組めたらなあ」と思ったことがある方も多いのではないでしょうか。
でも、私は、エネルギーが分散している状態にも、それはそれでいいことがあると思います。

時間やエネルギーをいろんな方向に向けているから、「いろんなことを気軽に試せる」とか「(ものでも人でも)偶然の出会いが面白いことを運んでくれる」とか。「選択肢が広い」とか。
本人が日々喜びを感じていれば、「一方向にコミット」でも「いろんなことを試すのが好き!」でも、「どっちでもいい」し、「どっちもいい」と思うんです。

「やりたいこと」って、どの部分のこと?
最近、
「やりたいことがわからないんです」
「やりたいことが多すぎて、何からやっていいのかわからないんです」
という言葉を聞くたびに、
「『どこらへんのことを言ってるのかな?」と想像するようにしています。
(※この時、私の頭の中にある図は、下のような感じ)

自分から遠いところに進むことに燃える人もいれば、ピンと来ない人もいる。
「やりたいこと」って、やろうと思えば5分後にできることもあれば、何ヶ月、何年もしっかり準備しないとできないことまで様々です。
「やりたいこと」で悩んでいる方の多くは、上の図の中心から離れたところに目を向けて、「やりたいことが見えないよ!!私が本当にやりたいことってなんなんだろう!?」と言っているときが多い印象があります。
そういう時、手元にある「すぐできること」に取り組むことで、双眼鏡や望遠鏡が手に入って、遠くが見えるようになることもあると、私は思います。
(私が仕事を作ってきた過程も、これに似ている)
「やってみて、やめた」も自分に誇れる経験

なんとなく「やり始めたからには、最後までやり続けなくては」みたいな意識を持っている方って多いと思うのですが、実際のところ、どうなのでしょうか。
私自身は、「やってみたいかも」と思ったことは試してみてやめてもいいと思っています。
「やってみて、やめるという判断ができた」という事実は残ります。
「やってみたいかも」すら思いうかばない時は
個人的には、「やりたいこと」への感覚が麻痺しているときは、「やりたくないこと」リストを作ってそれを極力避ける方向に意識を向けるのもおすすめです。
(私が心身ともに疲れ果てていた時に、こっちの方法をとって楽になりました。)
「なんかしんどい」「一回立ち止まって、この先のことを考えたい」時は
「誰かに背中を押してほしい」
「これからの人生のことを考えたい」
「自分のことを大切にする時間をもっと持ちたい」
「やりたいのに、なかなかできていないことがある」
そんな時は、コーチ・グラフィックレコーダーのなかがみ美帆と話してみませんか?
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